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僕の奴隷ちゃん
第7章 恐い人
逢里も飛び出した物の…庭に出ると足が止まった。
綺麗な薔薇の庭園は、棘が剥き出しで…触れれば逢里の柔らかい肌は直ぐに血が出る。
要の母は、棘そのものだった。
足が重くて…怖くて踏み出せなくなっていたのだ。
陽平も直ぐに逢里を見つけ、腕を掴み取った。
陽平の顔を見るなり正気を取り戻した逢里は、腕を離してもらおうと必死に振り払うが、少女と大人の男性とでは力の差は歴然。
それに、発育が遅い逢里は、少女と言うよりもっと幼い幼女の様だった。
掴まれた腕は引き上げられ、苦痛に顔を歪ませた。
綺麗な薔薇の庭園は、棘が剥き出しで…触れれば逢里の柔らかい肌は直ぐに血が出る。
要の母は、棘そのものだった。
足が重くて…怖くて踏み出せなくなっていたのだ。
陽平も直ぐに逢里を見つけ、腕を掴み取った。
陽平の顔を見るなり正気を取り戻した逢里は、腕を離してもらおうと必死に振り払うが、少女と大人の男性とでは力の差は歴然。
それに、発育が遅い逢里は、少女と言うよりもっと幼い幼女の様だった。
掴まれた腕は引き上げられ、苦痛に顔を歪ませた。