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僕の奴隷ちゃん
第8章 代償
が、逢里の視線の先にいつもいるのが陽平だと言う事は気付いていた。
その事を言わないからそれ以上聞かずに、要も陽平を同じ様に目で追っていた。
そんなある日、バラ園に行く道を歩く陽平を見つけたのは要だった。
その先は、要の明奈が住む家があり、明奈の運転手になった陽平がそこへ向かうのはおかしい事ではなかった。
何となくついて行くと、ふと上を見上げた。
逢里の部屋が見えるのだ。
窓から逢里が唇を噛んでいるのが見えた。
やっぱり…
逢里が見ているのは…
陽平か。
その事を言わないからそれ以上聞かずに、要も陽平を同じ様に目で追っていた。
そんなある日、バラ園に行く道を歩く陽平を見つけたのは要だった。
その先は、要の明奈が住む家があり、明奈の運転手になった陽平がそこへ向かうのはおかしい事ではなかった。
何となくついて行くと、ふと上を見上げた。
逢里の部屋が見えるのだ。
窓から逢里が唇を噛んでいるのが見えた。
やっぱり…
逢里が見ているのは…
陽平か。