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僕の奴隷ちゃん
第10章 歪み
そっと誠の部屋を出て、要の部屋に逢里の手を引いて連れて来る。
中学生と小学5年の子供が、大人と同じ事をしようと言うのだ。
逢里は部屋に入るなり、身体を強張らせた。
逢里は紛れもなく要を慕っている。
しっかりとした恋心でだが、いくら小学生がませていたとしても所詮子供だ。
母親の情事や、要の母親の情事を見ていても、逢里は純粋すぎる程、要に対する思いは幼いのだ。
「逢里…こっちに来い。」
ベッドの横に立ち、そう言う要を目の前にして、足をすくませていた。