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僕の奴隷ちゃん
第10章 歪み
「逢里?聞いてるの?こっちに来いよ。」
要がおいでと手招きをしても、いつもなら喜んで駆け寄るところだが、身体が言う事を聞かないのだ。
これから行う行為を考えると、逃げ出したくなる未知の恐怖に…。
だが、要からすれば『自らする』そう言ったのにと、嫌悪感が生まれる。
逢里を好きだから大事にしたい気持ちと、好きだから自分のものにしたい独占欲と、思春期の好奇心と性欲が入り混じっているのだ。
固まってドアの前から動かない逢里を迎えに行き、逢里の手を取り無理矢理引っ張った。
「お兄ちゃん!!怖い!!」
「怖くない。いつも遊んでやってるだろ?」
要がおいでと手招きをしても、いつもなら喜んで駆け寄るところだが、身体が言う事を聞かないのだ。
これから行う行為を考えると、逃げ出したくなる未知の恐怖に…。
だが、要からすれば『自らする』そう言ったのにと、嫌悪感が生まれる。
逢里を好きだから大事にしたい気持ちと、好きだから自分のものにしたい独占欲と、思春期の好奇心と性欲が入り混じっているのだ。
固まってドアの前から動かない逢里を迎えに行き、逢里の手を取り無理矢理引っ張った。
「お兄ちゃん!!怖い!!」
「怖くない。いつも遊んでやってるだろ?」