この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
僕の奴隷ちゃん
第10章 歪み
「逢里は本当に悪魔の子だね?」
ここまで心を奪い、性欲を煽り立てておきながら、怖いから許してと簡単に俺を拒否して。
要は皮肉たっぷりに言うと、押し付けていた手から力を抜いた。
別に…無理やりしたいわけじゃない。
年齢よりも幼い逢里を本当に愛おしく思っているから。
だから、本当に自分のモノにしたくて、狂気に及んでしまったのだ。
要から力が抜けるのがわかると、逢里は安堵とともに不安に襲われる。
怖かったのに…さみしくなる。
離れて行きそうな要の手を握って、逢里は泣き出した。
ここまで心を奪い、性欲を煽り立てておきながら、怖いから許してと簡単に俺を拒否して。
要は皮肉たっぷりに言うと、押し付けていた手から力を抜いた。
別に…無理やりしたいわけじゃない。
年齢よりも幼い逢里を本当に愛おしく思っているから。
だから、本当に自分のモノにしたくて、狂気に及んでしまったのだ。
要から力が抜けるのがわかると、逢里は安堵とともに不安に襲われる。
怖かったのに…さみしくなる。
離れて行きそうな要の手を握って、逢里は泣き出した。