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僕の奴隷ちゃん
第4章 恋心
薔薇が多く植えられた花壇の影にうずくまって固まる逢里は、そこでだいぶ時間を過ごした。


空が暗くなり始めると、ドアが開き陽平が1人で出てきた。


レンガでできた小道を通って庭園を抜けて行った。


バレるのが怖くて息を止めていたのを、肩をなで下ろすと同時に深く息をはいた。


その後、立ち上がって歩き出し玄関から家に入れば、もう夕食の時間になっていた。


勿論、食事も喉を通らない。


誰とも目を合わせることが出来ずに夕食を済ませた。小3の子供にとって、あの光景は衝撃過ぎた。
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