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僕の奴隷ちゃん
第6章 変化
机を半分占領する逢里に少しイラっとするモノの、睨んだ所で要の視線に気がつく逢里は可愛い顔して微笑むだけ。


それもまたいいかと許す要だった。


2人は幼いなりにも、穏やかに過ぎる時間が好きだった。

親達の関係が普通とは違うと気になりながらも、それを見ない様に…そう故意にしている様にも思えるくらいに…。



誠や美沙は、2人の子供が仲良くする姿を見ては和んでいた。2人を見る時は、ただの親であった。


勿論、淳子も自分の子の様に逢里を可愛がっていたので、その光景を見守っていたが…要がいるせいで、自分の子が産めないのも事実だった為、ついつい意地悪をしてしまうのだ。
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