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僕の奴隷ちゃん
第6章 変化
「逢里が行きたいなら、連れて行ってもいいよ?」
思いがけない要の言葉に動揺するが、逢里も要が一緒なら行きたいと思い、目を輝かして頷いた。
「なら、おやつを食べたらいってらっしゃい。」
淳子はソファーの前のテーブルに紅茶とケーキを置くと、ニッコリと2人を見て部屋を出て行った。
淳子の思惑通りに展開は進んだ。
美沙の娘の逢里と仲良くする事を、嫉妬心の塊の明奈が許すはずがないと。
要から、今、要が一番大切にしているモノを奪えると思ったのだ。