この作品は18歳未満閲覧禁止です
僕の奴隷ちゃん
第7章 恐い人
「は…始めまして。鈴木逢里です。」
「…ご挨拶は初めてね、要の母です。」
笑顔も何も無く、逢里を見据えていった。要の言った『恐い人』その言葉の意味が雰囲気で伝わってくる。
逢里はここにいちゃダメって…
キュッと要の袖を掴むと、安心させるかの様に要は逢里の手を握った。
「要さん…その子と仲良くしているの?お父様に似て来たのかしら?」
要に言った後、逢里を睨んだ。
明奈は逢里が憎かった。
親子揃って、自分の大事なものを奪って行く2人が。