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僕の奴隷ちゃん
第7章 恐い人
「は…始めまして。鈴木逢里です。」



「…ご挨拶は初めてね、要の母です。」



笑顔も何も無く、逢里を見据えていった。要の言った『恐い人』その言葉の意味が雰囲気で伝わってくる。

逢里はここにいちゃダメって…

キュッと要の袖を掴むと、安心させるかの様に要は逢里の手を握った。



「要さん…その子と仲良くしているの?お父様に似て来たのかしら?」



要に言った後、逢里を睨んだ。
明奈は逢里が憎かった。

親子揃って、自分の大事なものを奪って行く2人が。
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