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You were born to be mine
第6章 新章 2話
それからオレは咲希の待つ家に帰った。


「ただいま。」

「おかえり~。お母さん、何て?(^^)」

「何?咲希はお母さんがどんな話するか聞いてなかったん?」

「うん。 やってどんな話にしたってサキの気持ちは変わらんし。お母さんもサキに何も言えへんかったし。」


まさしく『この親にしてこの子あり』やな。


「お母さんは反対はせぇへんて。 咲希に幸せになって欲しいて言うてた。」

「ほんで、ほんで?」

「今日はお泊まりOKやて。」

「やっほ~い♪♪ やからお母さん好き!!!」

「お母さんはエエけど、ようお父さんなんも言えへんな!?」

「お父さんウチにいてないもん。アメリカに単身赴任中。」

「は? 初耳やけど!?」

「そうやった?」

「そうやで。ほな、お母さん今日独りってコト?」

「うん。」

「うんちゃうわ。 お母さんかわいそうやろ。 今日は泊まらんと帰り。」

「え~(>_<)」

「え~ちゃう!」

「もう泊まりなしなん?」

「ちゃうよ、やけど今週連チャンやん!? アカンやろ?」

「わかった!ほな、今日は陵ちんがウチに泊まりに来たら?」

「あ~それは遠慮しとく。 オレ、人ん家に泊まるの苦手やから。」

「そうなん!? 何かつまらん~(>_<)」

「ほな、お母さんをウチに呼んだら? 狭いけど…」

「ナイス!陵ちん。 連絡しよ。」


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