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You were born to be mine
第6章 新章 2話
オレん家で過ごす咲希はいつもと変わらん様に見えたけど、前ほど明るくない気がしてた。
そんなある日、仕事中に咲希のお母さんからメール。
《 手が空いたら電話して。》
オレはオフィスを出て電話した。
「もしもし、陵ですが…」
「陵さん、こんにちわ。 いきなりで悪いんやけど、今日会って話できる?」
「あ、はい、大丈夫です。 ただし時間は9時くらいになりますけど…」
「ほな、こないだのファミレスで。」
「はい、遅れそうやったら連絡しますんで。」
「わかった、待ってる。」
オレは溜まってた仕事を必死で終わらせ、咲希のお母さんとの待ち合わせ場所に急いだ。
9時にはまだ少しあったけど咲希のお母さんはもう来てた。
「スンマセン、待ちました?」
「ううん、さっき来たトコ。それにまだ約束の時間ちゃうよ、気ぃ遣い過ぎ。」
「はぁ、スンマセン。」
オレはシートに座ってコーヒーを注文した。
「陵さん痩せた?」
「そうですか!? 家に体重計ないんで判りませんけど…」
「ちょっと頬がコケてる。」
「あぁ、今仕事もちょっとハードで、ロクなもん食ってないからちゃいますかね。」
「そうなんや……そんな時にアレやねんけど、咲希のコト。」
「はい。」
「咲希と話したんやけど、咲希しんどそうみたい。」
「はい、それは解ってます。 けど、正直なトコどうしたらエエか解らんのですよ。 オレは他人に何言われようが構いません。 けど、咲希が変な風に見られるんは我慢できへんのです。」
「おんなじコト咲希も言うてた。 2人とも互いを好きやからこそやんね。 けどね、私は母親である以上咲希を全力で守るつもり。 陵さん、ゴメンやけど、咲希を陵さんから遠ざけさせて貰う。」
「え??? どういうコトです?」
「咲希は主人のトコに行かせるわ、留学名目で。 勿論私も行って家族3人の生活をしてみるつもり。 それで咲希が前の咲希に戻ってくれたらと思う。」
「そうですか……」
「もしそれでダメになるようなら…」
「はい、覚悟できてます。」
「陵さんは大丈夫?」
「多分…ちょっと前に戻るだけですから…」
「誤解せんといてね、陵さんのコトは私も咲希も大好きよ。」
「はい。ありがとうございます。」
それから少し話をしてオレは帰宅した。
そんなある日、仕事中に咲希のお母さんからメール。
《 手が空いたら電話して。》
オレはオフィスを出て電話した。
「もしもし、陵ですが…」
「陵さん、こんにちわ。 いきなりで悪いんやけど、今日会って話できる?」
「あ、はい、大丈夫です。 ただし時間は9時くらいになりますけど…」
「ほな、こないだのファミレスで。」
「はい、遅れそうやったら連絡しますんで。」
「わかった、待ってる。」
オレは溜まってた仕事を必死で終わらせ、咲希のお母さんとの待ち合わせ場所に急いだ。
9時にはまだ少しあったけど咲希のお母さんはもう来てた。
「スンマセン、待ちました?」
「ううん、さっき来たトコ。それにまだ約束の時間ちゃうよ、気ぃ遣い過ぎ。」
「はぁ、スンマセン。」
オレはシートに座ってコーヒーを注文した。
「陵さん痩せた?」
「そうですか!? 家に体重計ないんで判りませんけど…」
「ちょっと頬がコケてる。」
「あぁ、今仕事もちょっとハードで、ロクなもん食ってないからちゃいますかね。」
「そうなんや……そんな時にアレやねんけど、咲希のコト。」
「はい。」
「咲希と話したんやけど、咲希しんどそうみたい。」
「はい、それは解ってます。 けど、正直なトコどうしたらエエか解らんのですよ。 オレは他人に何言われようが構いません。 けど、咲希が変な風に見られるんは我慢できへんのです。」
「おんなじコト咲希も言うてた。 2人とも互いを好きやからこそやんね。 けどね、私は母親である以上咲希を全力で守るつもり。 陵さん、ゴメンやけど、咲希を陵さんから遠ざけさせて貰う。」
「え??? どういうコトです?」
「咲希は主人のトコに行かせるわ、留学名目で。 勿論私も行って家族3人の生活をしてみるつもり。 それで咲希が前の咲希に戻ってくれたらと思う。」
「そうですか……」
「もしそれでダメになるようなら…」
「はい、覚悟できてます。」
「陵さんは大丈夫?」
「多分…ちょっと前に戻るだけですから…」
「誤解せんといてね、陵さんのコトは私も咲希も大好きよ。」
「はい。ありがとうございます。」
それから少し話をしてオレは帰宅した。