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You were born to be mine
第7章 新章 3話
帰り道。
「陵ちん、エエ部屋見つかって良かったな。」
「そうやな。 家主のおばちゃんもエエ人やし。」
「うん。 引っ越しいつにする?」
「ん~、荷物もまとめなアカンしな。」
「サキは学校始まるの春からやし、やっとくよ。」
「咲希だけにやらせる訳にいかんやろ。」
「エエよ、陵ちん仕事あるんやから。」
「引っ越し業者に頼んでもエエんやで。 最近の業者は1から10までやってくれるし。」
「お金勿体ないよ。サキがちょっとずつやっとくから。」
「そうか…」
それから2週間後の週末、オレらは引っ越しした。
下町の雰囲気を残す街。
aikoの歌の題名にもなった駅。
大体の荷ほどきを終えるともう夕飯時になった。
「咲希、今日は外に食べに行こか?」
「そやね。街を探索がてら行こう。」
まずは商店街を探索。
昔ながらの八百屋に、お肉屋、魚屋、喫茶店に百均。
一通り何でもある。
「陵ちん、お肉屋さんのコロッケ美味しそうやったな!? おまけに50円やで!」
「そうやな。後で買って帰ろか。」
「サキ、スーパーとかでしか買い物したことないからめっちゃ新鮮やわ。」
「そうなん? オレはこっちの方が普通やな。」
「陵ちん、ごはんどうする?」
「ん~ごはん屋さん開拓したいとこやけど、こんだけいろいろお店あることやしお惣菜買って帰るか?」
「そうする? ほな、まずはココ見よ。」
咲希は揚げ物やらなんやら並んだ店を覗きこむ。
「らっしゃい! 今日は唐揚げお勧めやでぇ! ほれ、試しに食べてみぃ、若奥さん(^^)」
いかにもナニワ商人なオッチャンが串に刺した唐揚げを差し出す。
(若奥さんやって) (*´ω`*)
咲希が耳元でささやく。
「ご主人、可愛い奥さんで羨ましいな!オッチャンもこんな可愛い嫁さん欲しかったわぁ。」
「ブサイクで悪かったなぁ!? アンタこそウチが結婚してやれへんかったら今頃悲惨やでぇ!」
まさに、秘密のケンミンショーに出てくるようなベタな掛け合い。
「んで? べっぴんの奥さん、何にする?」
「そしたら唐揚げ! あと、ポテトサラダ!」
あ~ぁ、オッチャンの思う壺やん。
まぁエエか、買い物て本来こういうモンやわな。
「陵ちん、エエ部屋見つかって良かったな。」
「そうやな。 家主のおばちゃんもエエ人やし。」
「うん。 引っ越しいつにする?」
「ん~、荷物もまとめなアカンしな。」
「サキは学校始まるの春からやし、やっとくよ。」
「咲希だけにやらせる訳にいかんやろ。」
「エエよ、陵ちん仕事あるんやから。」
「引っ越し業者に頼んでもエエんやで。 最近の業者は1から10までやってくれるし。」
「お金勿体ないよ。サキがちょっとずつやっとくから。」
「そうか…」
それから2週間後の週末、オレらは引っ越しした。
下町の雰囲気を残す街。
aikoの歌の題名にもなった駅。
大体の荷ほどきを終えるともう夕飯時になった。
「咲希、今日は外に食べに行こか?」
「そやね。街を探索がてら行こう。」
まずは商店街を探索。
昔ながらの八百屋に、お肉屋、魚屋、喫茶店に百均。
一通り何でもある。
「陵ちん、お肉屋さんのコロッケ美味しそうやったな!? おまけに50円やで!」
「そうやな。後で買って帰ろか。」
「サキ、スーパーとかでしか買い物したことないからめっちゃ新鮮やわ。」
「そうなん? オレはこっちの方が普通やな。」
「陵ちん、ごはんどうする?」
「ん~ごはん屋さん開拓したいとこやけど、こんだけいろいろお店あることやしお惣菜買って帰るか?」
「そうする? ほな、まずはココ見よ。」
咲希は揚げ物やらなんやら並んだ店を覗きこむ。
「らっしゃい! 今日は唐揚げお勧めやでぇ! ほれ、試しに食べてみぃ、若奥さん(^^)」
いかにもナニワ商人なオッチャンが串に刺した唐揚げを差し出す。
(若奥さんやって) (*´ω`*)
咲希が耳元でささやく。
「ご主人、可愛い奥さんで羨ましいな!オッチャンもこんな可愛い嫁さん欲しかったわぁ。」
「ブサイクで悪かったなぁ!? アンタこそウチが結婚してやれへんかったら今頃悲惨やでぇ!」
まさに、秘密のケンミンショーに出てくるようなベタな掛け合い。
「んで? べっぴんの奥さん、何にする?」
「そしたら唐揚げ! あと、ポテトサラダ!」
あ~ぁ、オッチャンの思う壺やん。
まぁエエか、買い物て本来こういうモンやわな。