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欲灯
第2章 奴隷女
「この事は・・・・・・ね」
堀井が唇の前で人差し指を立てる。
「もちろんすよぉ!」
シートの上で寝転がったままの莉奈が恥ずかしそうに顔を隠している。
「うん、お疲れさまね」
涼しい顔に戻った堀井がタバコを咥え、『もう用済みだ』と言わんばかりの態度に変わっている。
「じゃあ、失礼します。えっと・・・・・・ありがとうございました、気持ちよかったです!」
顔を隠している莉奈にそっと囁くように挨拶をし、柑橘男は二人の部屋から去って行った。
「垂れる前にプラグ入れてよかったな。オマンコはそのままでいいよな」
「・・・・・・はい。えっと、パンツは・・・・・・」
莉奈のアナルには堀井の精液が入ったまま、プラグで栓をされている。
「穿いていいよ」
無愛想に許可を出しながらライターを探す。
起き上がりながら、髪の乱れを直す莉奈。
「今夜、プラグ取ったら『オナ』な。写メ報告で」
「あ、はい・・・・・・ムービーじゃなくて、いいんですか?」
服の乱れを直し、バッグから今日初めて穿くパンティを取り出す。
「うん、今夜はかみさん、日勤で帰ってくるからいるんだわ」
「そうですか・・・・・・」
「・・・・・・あ、もうこんな時間か」
時計を見ると、午後3時半になろうとしていた。
「やばい! 遅刻しちゃいます!」
急に慌てて帰り支度を始める莉奈。
「土曜は混むだろうねえ」
ライターを見つけ、手際よく『キン』と開ける。
「更に雨ですから、混みますよぉ」
「辞めちゃえば?」
「いえ、私と先生の再会の場所ですから」
「こら」
「あ、すみません! ご主人様」
髪を後ろに結わえ、メガネを掛けた莉奈が『仕事』の顔になる。
「バイト頑張ってな」
「はい、また今夜。・・・・・・失礼します」
笑顔で小さく手を振った莉奈が部屋を去っていく。
「ふぅ・・・・・・」
ひと仕事を終えた面構えの堀井が、タバコに火をつけ、煙を深く吸い込みながらライターに彫られた『禁断の林檎』を見つめる。
「あ!!」
ライターを莉奈に返し忘れたことに気付いた堀井。
少し高級そうに見えるシルバーのライター。
自分の持っている安い使い捨ての百円ライターとは違う。
「ま、いっか」
ニヤリとした堀井が、ライターを自分のポケットに入れた。
堀井が唇の前で人差し指を立てる。
「もちろんすよぉ!」
シートの上で寝転がったままの莉奈が恥ずかしそうに顔を隠している。
「うん、お疲れさまね」
涼しい顔に戻った堀井がタバコを咥え、『もう用済みだ』と言わんばかりの態度に変わっている。
「じゃあ、失礼します。えっと・・・・・・ありがとうございました、気持ちよかったです!」
顔を隠している莉奈にそっと囁くように挨拶をし、柑橘男は二人の部屋から去って行った。
「垂れる前にプラグ入れてよかったな。オマンコはそのままでいいよな」
「・・・・・・はい。えっと、パンツは・・・・・・」
莉奈のアナルには堀井の精液が入ったまま、プラグで栓をされている。
「穿いていいよ」
無愛想に許可を出しながらライターを探す。
起き上がりながら、髪の乱れを直す莉奈。
「今夜、プラグ取ったら『オナ』な。写メ報告で」
「あ、はい・・・・・・ムービーじゃなくて、いいんですか?」
服の乱れを直し、バッグから今日初めて穿くパンティを取り出す。
「うん、今夜はかみさん、日勤で帰ってくるからいるんだわ」
「そうですか・・・・・・」
「・・・・・・あ、もうこんな時間か」
時計を見ると、午後3時半になろうとしていた。
「やばい! 遅刻しちゃいます!」
急に慌てて帰り支度を始める莉奈。
「土曜は混むだろうねえ」
ライターを見つけ、手際よく『キン』と開ける。
「更に雨ですから、混みますよぉ」
「辞めちゃえば?」
「いえ、私と先生の再会の場所ですから」
「こら」
「あ、すみません! ご主人様」
髪を後ろに結わえ、メガネを掛けた莉奈が『仕事』の顔になる。
「バイト頑張ってな」
「はい、また今夜。・・・・・・失礼します」
笑顔で小さく手を振った莉奈が部屋を去っていく。
「ふぅ・・・・・・」
ひと仕事を終えた面構えの堀井が、タバコに火をつけ、煙を深く吸い込みながらライターに彫られた『禁断の林檎』を見つめる。
「あ!!」
ライターを莉奈に返し忘れたことに気付いた堀井。
少し高級そうに見えるシルバーのライター。
自分の持っている安い使い捨ての百円ライターとは違う。
「ま、いっか」
ニヤリとした堀井が、ライターを自分のポケットに入れた。