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欲灯
第3章 調教男
腕組みをし、堀井にゆっくり近付く瑞樹。

「しかもうちの卒業生っしょ? ミクが同じ町内だったとか言うし」

瑞樹の後ろで、歩美が腕組みを真似する。

「いきなり地元の先輩のアナルH!」

「あはは!しかも堀井はオラオラのドS!」

「『えー!莉奈先輩、マゾ!?』って、ミク驚いてたし!」

「おまえら・・・・・・」

「いいから早く脱いで!」

瑞樹が叫んだ。

「大声だしたら、あいつら駆け付けるよ?」

歩美が体育館の声のする方を見やる。

「わかった、わかったよ・・・・・・」



「まあ、言い逃れは出来ないよね。ハメ撮り、この携帯に転送しちゃったし~」

瑞樹が、ジャージを脱ぎ始めた堀井の真横から、耳元に向かって囁く。



「お!」

歩美がジャージを下ろした堀井を見て声を上げる。

「おお!センセーえらいえらい」

笑いを堪えながら、ペニスを丸出しにした下半身に声をかける。

「ちゃんとノーパンだったじゃん」

「やればできんじゃーん」

「いつからいつから?」

「・・・・・・約束通り、朝からだよ」

「えらぁーい!あははは」

堪えきれず笑い声を上げる瑞樹。



「しかも・・・・・・



・・・・・・半ボッキ!」

追い討ちをかける歩美のひと言に、瑞樹は更に大きな笑い声を上げた。
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