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欲灯
第4章 淫乱女
「歩美ちゃんは、受験?」
兄のベッドに腰掛けた青柳がアイスを口にしながら質問した。
「あー・・・・・・たぶん。専門ですけど」
「え、なんの?」
地面に腰を下ろし、歩美と同じようにベッドに寄り掛かってアイスを食べている赤井が体を乗り出した。
「んー、看護かな」
「お、凄いなー! ナースのコスプレ買ってくればよかったわー」
残念がる赤井に、歩美はあえて反応しなかった。
「お兄ちゃんと同じ業界っちゃ業界、だよね」
思い出したかのように青柳がメガネの奥の瞳を光らせた。
「あ、まぁ。あたしは看護で、兄は医薬品関係ですからね・・・・・・まぁ同じと言えば、同じかな」
「スーパー兄妹だな。・・・・・・歩美ちゃん、ゲームしようよ、パズル系」
「え、うん」
「セッティング、してくれる?」
正面のテレビと歩美を交互に見る赤井。歩美には赤井の狙いがわかっていた。
「はぁい」
恥ずかしかったが、仕方ないとばかりに溜息をひとつ吐き、四つん這いの格好で「パンチラを見せる為」にテレビの方へ這い出した。
「え・・・・・・!?」
(青柳さん、若い子のパンチラ見て嬉しそう、あはは)
「ちょ、歩美ちゃん・・・・・・!?」
(赤井さんも、わざとビックリするフリを・・・・・・
を!?
ああっ・・・・・・!!!!
忘れてたぁっ!!!!)
「なになに!? ノーパンじゃん!!」
赤井の喜びに満ちた黄色い声が響く。
「いやいやいや・・・・・・」
「ちょちょちょ、歩美ちゃん、ちょ、たんま!」
慌てて股間を隠そうと体を起こした歩美に、赤井が待ったをかけた。
「歩美ちゃん、そのままそのまま」
「いや恥ずかしいから」
「俺ももう一回見たいなぁ」
青柳がわざとらしく赤井を援護してくる。
「ほら、青柳もそう言ってるし、ね。ね、歩美ちゃん」
「いやいや」
「じゃぁ、これなら?」
青柳がベッドのそばの窓に手を伸ばし、カーテンを急いで引いた。
部屋をオレンジ色から遮断し、薄暗い世界へ一瞬にして変えた。
「ね? そのままそのまま。・・・・・・歩美ちゃん、ゲームのセッティング、ね」
はれ物に触れるような声掛けの赤井に、戸惑いながらも歩美は再び四つん這いになった。
兄のベッドに腰掛けた青柳がアイスを口にしながら質問した。
「あー・・・・・・たぶん。専門ですけど」
「え、なんの?」
地面に腰を下ろし、歩美と同じようにベッドに寄り掛かってアイスを食べている赤井が体を乗り出した。
「んー、看護かな」
「お、凄いなー! ナースのコスプレ買ってくればよかったわー」
残念がる赤井に、歩美はあえて反応しなかった。
「お兄ちゃんと同じ業界っちゃ業界、だよね」
思い出したかのように青柳がメガネの奥の瞳を光らせた。
「あ、まぁ。あたしは看護で、兄は医薬品関係ですからね・・・・・・まぁ同じと言えば、同じかな」
「スーパー兄妹だな。・・・・・・歩美ちゃん、ゲームしようよ、パズル系」
「え、うん」
「セッティング、してくれる?」
正面のテレビと歩美を交互に見る赤井。歩美には赤井の狙いがわかっていた。
「はぁい」
恥ずかしかったが、仕方ないとばかりに溜息をひとつ吐き、四つん這いの格好で「パンチラを見せる為」にテレビの方へ這い出した。
「え・・・・・・!?」
(青柳さん、若い子のパンチラ見て嬉しそう、あはは)
「ちょ、歩美ちゃん・・・・・・!?」
(赤井さんも、わざとビックリするフリを・・・・・・
を!?
ああっ・・・・・・!!!!
忘れてたぁっ!!!!)
「なになに!? ノーパンじゃん!!」
赤井の喜びに満ちた黄色い声が響く。
「いやいやいや・・・・・・」
「ちょちょちょ、歩美ちゃん、ちょ、たんま!」
慌てて股間を隠そうと体を起こした歩美に、赤井が待ったをかけた。
「歩美ちゃん、そのままそのまま」
「いや恥ずかしいから」
「俺ももう一回見たいなぁ」
青柳がわざとらしく赤井を援護してくる。
「ほら、青柳もそう言ってるし、ね。ね、歩美ちゃん」
「いやいや」
「じゃぁ、これなら?」
青柳がベッドのそばの窓に手を伸ばし、カーテンを急いで引いた。
部屋をオレンジ色から遮断し、薄暗い世界へ一瞬にして変えた。
「ね? そのままそのまま。・・・・・・歩美ちゃん、ゲームのセッティング、ね」
はれ物に触れるような声掛けの赤井に、戸惑いながらも歩美は再び四つん這いになった。