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欲灯
第4章 淫乱女
「どうしたの歩美ちゃん、痛かった!?」
ベッドの上で煙草をもみ消した赤井が、歩美の涙に気付いた。
「え、俺!? 歩美ちゃん、俺!? え、ごめん!」
パンツを穿きながら、情けない程の女々しい表情で心配そうに歩美を覗き込む青柳に、「青柳、おまえのデカチンのせいだぞー」と追い込みをかける赤井。
「あーごめんなさい、違います。何でもないです。赤井さんも青柳さんも悪くないですから」
涙を拭い服を慌てて直し、赤井にも青柳にも目を合わせない歩美が「あー、そろそろお兄ちゃん、帰ってきちゃいますかね」と、この部屋での情事に幕を下ろした。
「あ、うん。そう、だね・・・・・・」
立場が立場なだけに引き留めもしない赤井は、ティッシュで股間から流れ出る精液を拭う歩美の背中に向かって「あ、そうそう、歩美ちゃんさ、今度飲み会しようよ飲み会! 友達、連れてきてよ」と、話題を軽々と変えてきた。
「飲み会? 友達・・・・・・」
歩美の脳裏に瑞樹やミクが浮かんだ。
(どうせ、新しいセフレを探したいだけでしょ)
「そう飲み会、みんなで酒飲んで騒ごうよ」
「みんなって、お兄ちゃんも?」
「いや・・・・・・さすがにアイツを呼ぶのは・・・・・・なぁ青柳?」
「うん、啓介も一緒に居るのはちょっと気まずい感じが・・・・・・ね。バレてもアレだし」
「そうそう、遥ちゃんにも悪いっしょ」
「うん・・・・・・友達いるかなぁ・・・・・・」
「またまたぁ、いるでしょうに。さっきのライターくれた子とか」
「ああ、ライターの『子』ね。ふふふ、まぁ適当に探しとく。でもその前にさ、赤井さん」
「うん?」
「あたしと付き合って」
「・・・・・・・・・・・・はぁ!?」
「『はぁ!?』じゃなくて。あたしの彼氏になってよ」
「いやいや、なに突然? この展開、ちょっといきなり過ぎない?」
「散々中出ししたんだしさ」
笑いながら精液の付着したティッシュを赤井に向ける。
「いやいや、えー!? そういう事ぉ!?」
ベッドの上で煙草をもみ消した赤井が、歩美の涙に気付いた。
「え、俺!? 歩美ちゃん、俺!? え、ごめん!」
パンツを穿きながら、情けない程の女々しい表情で心配そうに歩美を覗き込む青柳に、「青柳、おまえのデカチンのせいだぞー」と追い込みをかける赤井。
「あーごめんなさい、違います。何でもないです。赤井さんも青柳さんも悪くないですから」
涙を拭い服を慌てて直し、赤井にも青柳にも目を合わせない歩美が「あー、そろそろお兄ちゃん、帰ってきちゃいますかね」と、この部屋での情事に幕を下ろした。
「あ、うん。そう、だね・・・・・・」
立場が立場なだけに引き留めもしない赤井は、ティッシュで股間から流れ出る精液を拭う歩美の背中に向かって「あ、そうそう、歩美ちゃんさ、今度飲み会しようよ飲み会! 友達、連れてきてよ」と、話題を軽々と変えてきた。
「飲み会? 友達・・・・・・」
歩美の脳裏に瑞樹やミクが浮かんだ。
(どうせ、新しいセフレを探したいだけでしょ)
「そう飲み会、みんなで酒飲んで騒ごうよ」
「みんなって、お兄ちゃんも?」
「いや・・・・・・さすがにアイツを呼ぶのは・・・・・・なぁ青柳?」
「うん、啓介も一緒に居るのはちょっと気まずい感じが・・・・・・ね。バレてもアレだし」
「そうそう、遥ちゃんにも悪いっしょ」
「うん・・・・・・友達いるかなぁ・・・・・・」
「またまたぁ、いるでしょうに。さっきのライターくれた子とか」
「ああ、ライターの『子』ね。ふふふ、まぁ適当に探しとく。でもその前にさ、赤井さん」
「うん?」
「あたしと付き合って」
「・・・・・・・・・・・・はぁ!?」
「『はぁ!?』じゃなくて。あたしの彼氏になってよ」
「いやいや、なに突然? この展開、ちょっといきなり過ぎない?」
「散々中出ししたんだしさ」
笑いながら精液の付着したティッシュを赤井に向ける。
「いやいや、えー!? そういう事ぉ!?」