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欲灯
第1章 浮気男
啓介の手から離れ、テーブルの下に潜り込む莉奈。
「え、ちょ……何この急な展開」
テーブル下を進み、莉奈は啓介の座っている場所に顔を出す。
「もう、少し大きいですよね?」
クスクスと悪戯な声がテーブルの下から聞こえる。
「え……っと、莉奈ちゃん、豹変・・・・・・」
緊張で硬直してしまい、動けない啓介。
「お願い、できますか?」
莉奈の細い指が、啓介の下半身の膨らみに伸びた。
「あ……」
ズボン越しに莉奈の指が這った時、亀頭を刺激され、思わず啓介は声を出してしまった。
「えっと……」
言葉を探す啓介の脳内にあった『遥という理性』は消え始めていた。
莉奈もまた、ご主人様の命令を忘れ、ひとりの、一匹の「メス」に変貌し始めていた。
「奴隷……」
啓介の口から思わず零れたその単語に、息を荒くし始めた莉奈がピクリと反応した。
「……なんだろ?」
見下すような目で莉奈を見る啓介に、莉奈は潤んだ瞳で「……はい」と応えた。
「なら……」
自身の膨らみを見つめ、啓介は生唾を飲んで、莉奈に指示をした。
「しゃぶれよ」
「……はい」
やっとご褒美を与えられた飼い犬のように尻尾を振る思いの莉奈は、『鉄は熱いうちに』と言わんばかりの素早い動きでズボンのチャックを下ろし、パンツの中の熱いモノを取り出した。
長くも太くもない、亀頭の下半分は包皮に隠れているペニスを取り出し、莉奈は顔を近付ける。
汗のような、男臭さのような酸っぱさが微かに匂うが、それはマゾの莉奈にしてみれば、単なる油に過ぎず、火のついた赤らんだ唇が亀頭の先端に触れる。
先端には透明の『液溜まり』ができ、粘り気を帯びながら垂れ始めている。
それを零さぬように、亀頭はルージュのひいた唇に包まれた。
「あっ……」
啓介の口から色の付いた声が漏れる。
ピッタリと『啓介』に張り付いた『莉奈』は、そのまま唇で皮を剥きながら飲み込んでいく。
「うっ……」
ピクンと啓介が揺れる。
その目には、外の世界から差し込む僅かな光と、汗のかいたコーラのグラス。
その耳には、カラオケ機器から淡々と流れる乾いたBGMと、莉奈の唾液の弾ける音が響いていた。
「え、ちょ……何この急な展開」
テーブル下を進み、莉奈は啓介の座っている場所に顔を出す。
「もう、少し大きいですよね?」
クスクスと悪戯な声がテーブルの下から聞こえる。
「え……っと、莉奈ちゃん、豹変・・・・・・」
緊張で硬直してしまい、動けない啓介。
「お願い、できますか?」
莉奈の細い指が、啓介の下半身の膨らみに伸びた。
「あ……」
ズボン越しに莉奈の指が這った時、亀頭を刺激され、思わず啓介は声を出してしまった。
「えっと……」
言葉を探す啓介の脳内にあった『遥という理性』は消え始めていた。
莉奈もまた、ご主人様の命令を忘れ、ひとりの、一匹の「メス」に変貌し始めていた。
「奴隷……」
啓介の口から思わず零れたその単語に、息を荒くし始めた莉奈がピクリと反応した。
「……なんだろ?」
見下すような目で莉奈を見る啓介に、莉奈は潤んだ瞳で「……はい」と応えた。
「なら……」
自身の膨らみを見つめ、啓介は生唾を飲んで、莉奈に指示をした。
「しゃぶれよ」
「……はい」
やっとご褒美を与えられた飼い犬のように尻尾を振る思いの莉奈は、『鉄は熱いうちに』と言わんばかりの素早い動きでズボンのチャックを下ろし、パンツの中の熱いモノを取り出した。
長くも太くもない、亀頭の下半分は包皮に隠れているペニスを取り出し、莉奈は顔を近付ける。
汗のような、男臭さのような酸っぱさが微かに匂うが、それはマゾの莉奈にしてみれば、単なる油に過ぎず、火のついた赤らんだ唇が亀頭の先端に触れる。
先端には透明の『液溜まり』ができ、粘り気を帯びながら垂れ始めている。
それを零さぬように、亀頭はルージュのひいた唇に包まれた。
「あっ……」
啓介の口から色の付いた声が漏れる。
ピッタリと『啓介』に張り付いた『莉奈』は、そのまま唇で皮を剥きながら飲み込んでいく。
「うっ……」
ピクンと啓介が揺れる。
その目には、外の世界から差し込む僅かな光と、汗のかいたコーラのグラス。
その耳には、カラオケ機器から淡々と流れる乾いたBGMと、莉奈の唾液の弾ける音が響いていた。