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アブノーマルな魔界 ~永久快楽とリョナ娘~
第1章 魔法使いの末路 ~淫らなる欲に濡れた世界~
初めての快感に言葉にならない。
それを見抜いて、ジルヴェラスは口角を上げる。

「そんなに気持ち良いか。ならばもっと快感を与えてやろう……ん」
「はぁっ!♥」

ジルヴェラスは軽く屈むと、胸の先端を口に含んだ。
唾液の絡んだ舌が細かく動き、唇が吸いつく。

「ああっ♥ それ、ダメぇっ♥ あんっ♥」
「クスクス……体をくねらせおって。あまりの快感に小踊りとはな」
「ち、違うのっ♥ あっ♥」

侮蔑の言葉すら、耳を刺激される快感に変わってしまう。
彼が刺激すればするほど感度が上がっていく。

「やぁっ♥あん♥ む、胸っ、熱いぃ♥」
「良い事を教えてやろう。我ら魔界の者の体液には催淫効果がある。お前のような生身の人間とならば、強力な媚薬となって体に染み込むだろう。快楽が欲しくて欲しくて、気が狂いそうになるぞ…ククク」

自分の唾液を塗り込むように、舌を動かす。
カリ、と優しく噛むと、更に体の熱が昂ってくる。

「か、噛んじゃ…ああん♥」
「私の見立て通り、お前には愛玩奴隷の素質があるな……胸をどう愛撫されて気持ち良いのか言ってみろ」
「胸を…吸われたり、舐められて…あっ♥ 優しくっ、噛まれたり…して…っ♥ やっ♥ き、気持ちぃですっ♥」
「つまりは、我の口で愛撫されるのが良い、と?」
「は、はいつ♥ ああっ♥」
「ククク……」

出会い頭に自分に魔法をくらわせようとした相手の変貌ぶりに、ジルヴェラスの嗜虐心が煽られた。
この娘が、欲しい。
快楽に身悶えしている、この若々しい肉体を持つ娘を、このまま手に入れたい。
恥じらいながらも喘ぎ、胸の膨らみを柔らかく揺らしながら、秘密の花から甘い蜜を垂れ流す様子を永遠に見ていたい。
未知の快楽を体に植え付け、永遠の快楽の沼に突き落とし、そして……

「苦しめてやろう」
「え…?♥」

胸への刺激がもたらす快楽に頭がのぼせ、一瞬何を言っているか聞き取れなかった。
ジルヴェラスは胸への愛撫を止めて…………フィリアの首に、両手をかけた。

「っ…!?」

フィリアは完全に頭が冴えると、今の状況に絶句した。

「安心しろ、殺しはせぬ。苦しめるだけだ。こうしてな……」

じわじわと、指が絞めてくる。

「んぐ…ん……!」

拘束されて逃れられないフィリアは、抵抗もできないまま苦しさを耐える。
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