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アブノーマルな魔界 ~永久快楽とリョナ娘~
第1章 魔法使いの末路 ~淫らなる欲に濡れた世界~
「自分の魔力で攻撃されるのは初めてか? さぁ、その甘い声で泣き叫べ!」
光の球が、爆ぜた。
「ああぁあ――っ!」
光の球はフィリアの体に当たった瞬間、刃物に斬り付けられるような鋭い痛みを全身に走らせた。
森の中に、フィリアの絶叫が響き渡る。
「あ…あ……」
「フフ、なんとも甘美な悲鳴だな……」
地面に倒れて痛みの余韻を耐えるフィリアを、ジルヴェラスは心底愉快そうに眺めている。
フィリアは痛みを堪えながら自分の体を見るが、不思議な事に、激痛があったにも関わらずどこも傷など付いておらず、流血もなかった。
「…な…んで…?」
「痛みの感覚のみを与える魔法だ。気に入ったか?」
「っ…誰が、そんなの…!」
睨み返すフィリアだが、彼には何の意味もない。
「そうであろうな、痛みを好む者は数少ない。ならば……」
クイッとジルヴェラスは指を動かした。
ピリッという、布が破けるような音が聞こえる。
「え……あっ、いやっ!」
フィリアが何気なく自分の服を見ると、胸からへその辺りにかけて、まるで鋭利な刃物に切られたように破けていた。
咄嗟に両手で隠すものの、服の下に隠した白い肌はジルヴェラスの目にしっかりと焼き付けられる。特に、胸元の大きく豊満な谷間を持つ房は……
「ククク……想像通りだ。なんとも言えぬ艶めかしい体付きをしている……」
「や、やめて…!」
「恥じらう事はない。破れた服の隙間から覗くその白い肌、たまらぬぞ……手を退けて見せるがよい」
パチンと指を鳴らすと、ザワザワ…と周囲の木々が音を立てた。
「な、何…?」
「ふふ、後ろを見ろ」
「……っ!」
フィリアが見たのは、背後の大きな古木に巻き付いていた太い蔦が解けていく様子だった。
光の球が、爆ぜた。
「ああぁあ――っ!」
光の球はフィリアの体に当たった瞬間、刃物に斬り付けられるような鋭い痛みを全身に走らせた。
森の中に、フィリアの絶叫が響き渡る。
「あ…あ……」
「フフ、なんとも甘美な悲鳴だな……」
地面に倒れて痛みの余韻を耐えるフィリアを、ジルヴェラスは心底愉快そうに眺めている。
フィリアは痛みを堪えながら自分の体を見るが、不思議な事に、激痛があったにも関わらずどこも傷など付いておらず、流血もなかった。
「…な…んで…?」
「痛みの感覚のみを与える魔法だ。気に入ったか?」
「っ…誰が、そんなの…!」
睨み返すフィリアだが、彼には何の意味もない。
「そうであろうな、痛みを好む者は数少ない。ならば……」
クイッとジルヴェラスは指を動かした。
ピリッという、布が破けるような音が聞こえる。
「え……あっ、いやっ!」
フィリアが何気なく自分の服を見ると、胸からへその辺りにかけて、まるで鋭利な刃物に切られたように破けていた。
咄嗟に両手で隠すものの、服の下に隠した白い肌はジルヴェラスの目にしっかりと焼き付けられる。特に、胸元の大きく豊満な谷間を持つ房は……
「ククク……想像通りだ。なんとも言えぬ艶めかしい体付きをしている……」
「や、やめて…!」
「恥じらう事はない。破れた服の隙間から覗くその白い肌、たまらぬぞ……手を退けて見せるがよい」
パチンと指を鳴らすと、ザワザワ…と周囲の木々が音を立てた。
「な、何…?」
「ふふ、後ろを見ろ」
「……っ!」
フィリアが見たのは、背後の大きな古木に巻き付いていた太い蔦が解けていく様子だった。