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濃厚ピンク学園
第5章 ゲーム
色んな人から見つかってなんとか逃げ切る。
大和に会えないよ…
「あ、理々ちゃん発見!」
「キャッ!」
後ろを気にしていたら前から双子の宇佐美君達に見つかってしまった。
「理々ちゃん、安心しなよ」
「俺達、速水に頼まれて理々ちゃん見つけたら連れてくるように頼まれてたんだ」
「大和に!?大和のいるところ知ってるの!?」
「案内するから着いてきて」
良かったぁ…。
もうすぐ大和に会えるよ。
私は何の疑いもせずに宇佐美君達に着いていった。
着いた先は美術室。
美術室に入ると入った瞬間に一人の宇佐美君が鍵を閉めてもう一人の宇佐美君がガバッと私に抱き付いた。
「理々ちゃん?あんまりすぐに人を信用しない方がいいよ?」
「え!?ここに大和がいるんじゃなかったの!?」
すると、美術室の奥からなんと松森君が出てきた。
「案外あっさり捕まったな」
「…大和がいるって嘘言ったの?」
「嘘ではないけどな」
私を捕まえていない方の宇佐美君が奥の部屋から手足を縛られた状態の大和を連れてくる。
「大和ぉ…」
「理々!バカ!お前何で!?」
「だって大和がいるって…」
「速水はそこで見学してろ。さっさとゲーム終わらせるぞ」
私は宇佐美君から松森君に受け渡されて机の上に座らせられる。
「やだぁ!」
暴れて抵抗しても取り押さえられる。
「暴れんじゃねぇ!暴れたら速水に何するかわからねぇよ?」
「フゥッ…」
「松森ーどこからムービー撮るんだ?」
「服脱がせてからだ」
私は松森君に制服を脱がされていく。
素直に従わないと大和に何かあったら嫌だもん…