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濃厚ピンク学園
第6章 休暇1日目
「あのッ…付き合ってるというかぁ…その」
すると大和が私の横に座った。
「理々、トイレは平気か?俺行くけど一緒に行くか?」
「大丈夫だよぉ…まだ平気」
「そうか。行きたくなったら言えよ?一緒に行ってやるから」
大和はそう言って私の頭をポンと撫でて出ていった。
「えー!?トイレまで一緒に行くくらいラブラブなのー!?」
「やっぱり二人は絶対両想いだと思ってたんだよねぇ!速水面倒見いいし、理々とぴったり!」
みんな大和がエッチな意味で言ってると思ってないみたいだ。
良かったぁ…。
「あ…えっと…今の学校女の子がクラスで私一人しかいないから…いつも一緒にいてくれるからなんだぁ」
「そっかー!でも、理々はずっと大和のこと好きだったから良かったね」
「へへッ…少しだけね」
男子達が歌い終わると、私の隣に高井君が座った。
「今度はうちらの番ー!」
女の子達は歌い始めていた。
そういえば、中学の時から高井君はよく私に話し掛けてくれてたな…。
高井君は優しくていつも私のこと気にかけてくれてて、しかもなかなかのイケメン…。
大和の方がカッコイイけどね!
「大和と付き合い始めたんだな?」
「そんな所…なのかなぁ?」
「何その微妙な感じ…まだちゃんと付き合ってないんだ?」
「うん…」
「ちょっと…一瞬外来てくれない?」
「へ?」
私は高井君に腕を引かれて部屋の外に出ると壁に追い込まれる。
「大和とまだ付き合ってないってことは俺にもまだ可能性あるよな?」
「え?何の話?」
「気付いてないわけないよな?俺、中学の時から理々のこと好きだったのわかってるだろ?」
「…嘘…知らないよぉ…だって高井君色んな女の子とお付き合いしてたもん…」
すると高井君は私の首もとにキスをしてきた。
「…練習しとかねぇと理々とヤる時うまく出来ねぇじゃん」
「あのッ…私…」
うぅ…断らなきゃ…