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濃厚ピンク学園
第1章 入学

教室に入るとほとんどのクラスメートが揃っていた。
11人?大和入れて男子が12人女子は私1人だ。
「人数少ないな!うわ…男だらけだな」
「…うん」
「揃ったようだな?速水は席に着け。七瀬はこっちだ」
何で私だけ座らなくていいんだろう?
大和は指定された席に着いた。
私は先生に腕を掴まれ、教卓の横に連れて行かれた。
「入学おめでとう。このクラスの担任の山崎(ヤマザキ)だ……そして。このクラスの花の七瀬理々だ。」
「え?ハナ?」
花って何!?
「みんな"花"を大切にしろよ?他のクラスの"花"に手を出した者は即退学だ!それと…」
「山崎先生」
「何だ?速水」
「"花"って何ですか?」
大和が質問すると皆、大和に注目した。
どうやら意味がわかっていないのは私と大和だけのようだ。
「ん?あぁ…速水と七瀬の住んでた地域に"花"についての資料送れていなかったのをすっかり忘れていたよ。スマン…説明しよう。この学園に入学出来る男子は成績の良い限られた者だけだ。そして、この学園に入学出来る女子は運の良い選ばれた処女のみ」
処女!?
ど、どうして私が処女だってわかったんだろぉ?
そうじゃなくて…私…危険な状況じゃない?
「女子はクラスの"花"だ。その"花"をクラス一丸となって三年間大切に調教する。くれぐれも"花"を壊すなよ」
「あ…あの…わ、私…」
「んー?どうした?花は勉強をしなくてもいいんだぞ?勉強嫌いな七瀬にとって天国だろ?」
逃げようとするとぐっと腰を掴まれる。
「もう一つ。処女は奪わないこと!三年の卒業式の日。三年間合計のクラスで成績トップの者にクラスの"花"の処女を破ってもらう。卒業後も"花"を自由にする権利が与えられる!そして、有名国立大学への進学を約束する。皆、三年間勉強と調教頑張れよ!」
「ちょっ!待てよ!それじゃ理々がまるでモノみたいじゃねぇかよ!?」
ガンッ
大和は机を蹴り、立ち上がって前に出てきた。

