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濃厚ピンク学園
第8章 相部屋交代
東野君とは前にもお風呂に一緒に入った事あったなぁ…すごく優しいんだぁ。
「よし。綺麗になった…ごめんな?俺が休んでなかったらもっと早く助けてあげられたのに」
「…ううん…具合悪いのに迷惑掛けちゃってごめんなさい」
「もうほとんど治ってるから…明日から一緒に授業出ような」
東野君はそう言って私の手の甲にキスをしてくれた。
身体を綺麗にするとお風呂を出て二人とも裸でベッドに一緒に入る。
「理々ちゃん寒くない?」
東野君は私を抱き締めてそう聞いてくれた。
「東野君の体暖かいから寒くないよぉ…」
「なら良かった。俺…理々とずっとこうしてたい。理々が俺だけの理々だったら良かったのに」
東野君…。
東野君の腕の中は心地良くてこの時私は大和への気持ちは頭から抜け去っていた。