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性同一性障害のちんこ付き♀を調教したった件
第1章 出会い

中3の新学期、クラス替えが滞りなく行われ、
ぼくの隣の席にはクラス一の美女と言われる谷口さんが座った。
その横顔が美しい。
自分の顔が少し赤らんでいるのに気づき、
はっとして首をぶんぶん振る。
だめだよ、自分!
体はオトコ、心がオンナ、
そんな自分を受け入れてくれるわけないんだから!
ぼくは自分の秘密を誰かにカミングアウトしたことはない。
言ったところでどうにもならなくと思ったし、
腫れ物みたいに扱われるのは嫌だ。
だから大嫌いな学ランも我慢してきている。
色々考えている間にホームルームが終わり、
次の授業の準備をしなくちゃならない。
「えーと、教科書、ノートと……筆箱。
………あっ!」
ペンケースのチャックを開けたら、
消しゴムが転がってしまった。
拾おうとすると、自分の手は消しゴムではない
白くて綺麗なものにぶつかった。
谷口さんの手だ。
「あ、これ。落としたよ?」
優しくて柔らかいこえがする。
「あっあっ、あっありがとう!」
動揺して変な声が出た。
谷口さんが微笑んでる。
嬉しい。
この瞬間、ぼくは恋を自覚した。
もうだめだ、ぼく……。
心はオンナだけど、多分、好きになるのも女の子なんだな。
そして、谷口さんが好きだ。
ぼくの隣の席にはクラス一の美女と言われる谷口さんが座った。
その横顔が美しい。
自分の顔が少し赤らんでいるのに気づき、
はっとして首をぶんぶん振る。
だめだよ、自分!
体はオトコ、心がオンナ、
そんな自分を受け入れてくれるわけないんだから!
ぼくは自分の秘密を誰かにカミングアウトしたことはない。
言ったところでどうにもならなくと思ったし、
腫れ物みたいに扱われるのは嫌だ。
だから大嫌いな学ランも我慢してきている。
色々考えている間にホームルームが終わり、
次の授業の準備をしなくちゃならない。
「えーと、教科書、ノートと……筆箱。
………あっ!」
ペンケースのチャックを開けたら、
消しゴムが転がってしまった。
拾おうとすると、自分の手は消しゴムではない
白くて綺麗なものにぶつかった。
谷口さんの手だ。
「あ、これ。落としたよ?」
優しくて柔らかいこえがする。
「あっあっ、あっありがとう!」
動揺して変な声が出た。
谷口さんが微笑んでる。
嬉しい。
この瞬間、ぼくは恋を自覚した。
もうだめだ、ぼく……。
心はオンナだけど、多分、好きになるのも女の子なんだな。
そして、谷口さんが好きだ。

