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性同一性障害のちんこ付き♀を調教したった件
第1章 出会い

自分の思いを自覚してからと言うもの、
いつも隣にいるのに谷口さんに言いたいことを伝えられないのが
歯痒かった。
1週間は耐えた。
けどその次の月曜日、ぼくは決意した。
谷口さんに告白しよう。
きっかけは、ぼくが授業中犯したヘマだった。
「じゃあー、丸田光。
ここの答えは?」
「へ!?」
谷口さんに見惚れていたぼくは、先生の話をろくに聞いてなかった。
「えー、えっと、4√2ですか?」
「……はぁ、さては話聞いてなかったな?
ここはこうやってだな………」
先生は呆れてため息をついた。
ダサいところを見せてしまったと落ち込んでいると、
隣の谷口さんに肩を叩かれた。
「いいんだよ、先生の話なんか別に。
光くんは光くんらしくしてればいいんだよ」
その言葉が、嬉しかった。
カミングアウトした上で、告白する。
その返事がイエスでもノーでも、
絶対に谷口のこと、嫌いにはなれない。
振られたとしても、
ありのままのオンナの自分でこれから話せたら。
恋のきっかけが消しゴムというだけで恋愛漫画くさいけど、
他にいい場所も思い浮かばなくて、
告白の場所は学校の屋上を選んだ。
「谷口みなさんへ。
放課後、屋上に来てください。
話があります。
丸田光より」
約束の放課後、ソワソワしているぼくの前に、
谷口さんはいつも通り微笑んで現れた。
「光くん。話って何?」
「あ、あのね___」
誰にも言えなかった秘密。
それを今、初めて口に出す。
大きく息を吐いて、吸った。
ぼくは__。
「ぼくは、性同一性障害なんだ。
身体は男、でも心は女。
それで悩んだりもした……でも。
谷口さんはこんなぼくにいつでも笑ってくれる。
そのままでいいって言ってくれた……。
谷口さん、ぼくはあなたのことが好きです。
お願いします。
谷口さんが心が女のくせにって思うなら
ぼくは一生そんなの隠して生きていく。
それでもいいから、なんでもするから、だから。
どうか。
ぼくと付き合ってください。」
いつも隣にいるのに谷口さんに言いたいことを伝えられないのが
歯痒かった。
1週間は耐えた。
けどその次の月曜日、ぼくは決意した。
谷口さんに告白しよう。
きっかけは、ぼくが授業中犯したヘマだった。
「じゃあー、丸田光。
ここの答えは?」
「へ!?」
谷口さんに見惚れていたぼくは、先生の話をろくに聞いてなかった。
「えー、えっと、4√2ですか?」
「……はぁ、さては話聞いてなかったな?
ここはこうやってだな………」
先生は呆れてため息をついた。
ダサいところを見せてしまったと落ち込んでいると、
隣の谷口さんに肩を叩かれた。
「いいんだよ、先生の話なんか別に。
光くんは光くんらしくしてればいいんだよ」
その言葉が、嬉しかった。
カミングアウトした上で、告白する。
その返事がイエスでもノーでも、
絶対に谷口のこと、嫌いにはなれない。
振られたとしても、
ありのままのオンナの自分でこれから話せたら。
恋のきっかけが消しゴムというだけで恋愛漫画くさいけど、
他にいい場所も思い浮かばなくて、
告白の場所は学校の屋上を選んだ。
「谷口みなさんへ。
放課後、屋上に来てください。
話があります。
丸田光より」
約束の放課後、ソワソワしているぼくの前に、
谷口さんはいつも通り微笑んで現れた。
「光くん。話って何?」
「あ、あのね___」
誰にも言えなかった秘密。
それを今、初めて口に出す。
大きく息を吐いて、吸った。
ぼくは__。
「ぼくは、性同一性障害なんだ。
身体は男、でも心は女。
それで悩んだりもした……でも。
谷口さんはこんなぼくにいつでも笑ってくれる。
そのままでいいって言ってくれた……。
谷口さん、ぼくはあなたのことが好きです。
お願いします。
谷口さんが心が女のくせにって思うなら
ぼくは一生そんなの隠して生きていく。
それでもいいから、なんでもするから、だから。
どうか。
ぼくと付き合ってください。」

