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碧い雨の夜に…
第4章 【感情的に……】
扱いているそばからドバドバ溢れちゃう精液に本当に満足した。
コレが見たかった。
シーツに垂れるのを必死に防いでてウケる。
少し赤らんだオチンチンを舐めて綺麗にしてあげたいと思った。
「コレ、結構拷問だね」
「うん、だよね」
見てるだけじゃね。
「帰ったら覚悟してて」って言ったら嬉しそうに笑うの。
「リセちゃんも覚悟してて」とか疼かせてもくる。
上等じゃない、すぐにアヘ顔させてやるから。
「じゃ、寝るね」と言ってビデオ通話を終える。
悶々としながら翌日もその次の日もダンスに明け暮れる。
SNSに公開してから瞬く間に数字は伸びて、これがバズるってことなのかとメンバー全員驚いていた。
ヤバいよ、ダンサーもピックアップされてる。
経歴や所属事務所も調べられてる。
ホームページや個人アカウントに公開してるダンス動画も切り抜きされてる。
移動中も声を掛けられるようになった。
握手やグータッチを求められ、2人で作るハートポーズは恥ずかしくて。
だってアイドルじゃないのに。
深くお辞儀をして感謝したらそれさえニュースに。
訳してもらうと
“日本人ダンサー ハートポーズ断るも礼儀正しい”だった。
どこから入手したのか私たちの行動範囲や移動先も把握されていて追っかけが居る。
出待ち?みたいなのもあって正直、私たちじゃないと思っていたから歓声が上がって手を振られ全員戸惑った。
「リセ」と呼ばれ(あ、私?)って。
やっぱりブロンドのインナーカラーは目立つか。
全体的にはブルーの混じった黒髪。
イメチェンしたはずなのに色々と過去の動画で特定されつつある。
「あんた、えらいバズってるよ、韓国で」
「え?」
オーナーに見せられたパソコンで、生徒と踊る動画やダンサー同士で踊る動画も再生数が鰻登りだ。
「可愛い、だって〜良かったね、今回叩かれなくて一安心だわ、このダンサーなら推せるって書いてあるよ、コメントに」
まさか自分が推される日が来るなんてね。
韓国もダンスには厳しい目を持たれるから気合いも入るけど、入り過ぎて筋肉が固くならないように良い意味で力を抜いている。
軸だけはしっかり持って崩れないように。