この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
激しくしないでっ!
第2章 告白!?

 それでも俺を見つめる涼川さんの恍惚とした表情は、なんとも言えず可愛い。可愛いし、エロい。

 そんな顔で手なんて握られてるものだから、心臓のバクバクがムラっとした何かに変わりつつある。

 俺は涼川さんを直視するのをやめて、彼女から視線を逸らして尋ねた。


「その……手首を縛りたいっていうのは、俺に興味を持ってくれてるってこと、なの?」

「え?」


 涼川さんはぽかんとなる。


「はい、もちろんです。こんな素敵な手首……」

「それはもうわかったから……」


 俺は慌てて彼女の言葉を遮る。


「それは俺の『手首』に興味持ってるってことだろ? じゃなくて俺に」


 質問の意味がわからないのか、彼女は小さく首をかしげていた。


「だから……その、俺のことがす、す……」


 自分でその言葉を言うのってどうなんだろ。自意識過剰すぎだろうか。

 だけど、手首を縛るとかそういうアブノーマルなのって、そういう感情があって、そういう行為をしたさらに延長線上にすることじゃないだろうか。

 涼川さんがどういうつもりで手首を縛りたいなんて言ってきたのか、確かめたかった。
/101ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ