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激しくしないでっ!
第3章 おうち訪問!?
しかもこんなにたくさん。今時の女子って、みんな持ってるものなんだろうか。
「いやいやそんなわけないだろ!」
ぶんぶんと首を振りながらのセルフツッコミ。
でも、ここにこれがこんなにあるってことは、涼川さんの所有物ってことだよな。選んでおいてって言ってたし。これ全部?
「これ、使ってんのかな」
バイブを手に取ってみる。俺のオス的思考回路は制服姿でおもちゃを使う涼川さんを半ば勝手に想像してしまい……。
「や、やべ」
喘ぎ声付きで流れる脳内映像を再びぶんぶんと首を振ることで払う。もう振りすぎて目がまわってきたよ畜生。
見かけに寄らず、彼女はそういうエッチなことが好きな子なんだろうか。性欲が強いとか?
俺、手首縛られるだけで帰してもらえるんだろうか。
不安と期待でごっちゃになって混乱中の俺の耳に、不意に声が届いた。
「谷口くーん」
「はい!」
俺はまたびくりとなった。
「ちょっとドア開けてもらえる? 両手ふさがってて」
「ちょ、ちょっと待って!」
どうしよう、彼女が戻ってきた。