この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
激しくしないでっ!
第3章 おうち訪問!?

 涼川さんが嬉しそうに、まるで大事な宝物に触れる時のような優しい手つきで俺の手を取る。

 彼女の目はこれ以上ないくらいにキラキラしていた。


「そんな目を輝かせなくても」

「痛かったら言ってね」

「うん」


 彼女がダンボールから取り出したのは、縄。

 やっぱりそれで縛るのか。

 彼女は縄を片手に持ち、大きく深呼吸した。

 それから改めて俺の両手首を握り、縄を巻きつける。縄の感触は、思っていたよりも堅かった。


「どうしよう……なんだか興奮で手が震える」

「興奮!? どういう意味の!?」


 涼川さんの興奮が、そっちの意味の興奮だったら困る。そうじゃないことくらい、彼女の子供のようなキラキラした目を見れば一目瞭然だけど。


「谷口くん落ち着こう!」

「いや俺は落ち着いてるから!」

「じゃ、行きます!」


 彼女はスカートに軽く両手をこすりつけた。で手汗を拭いたらしい。

 それから再び、俺の手首にぐるぐると縄を巻きつける作業に没頭する。何回か巻き終えると、なんとリボン結びにしてしまった。

 いや、確かに痛くない結び方だけど、リボン結びっておかしいだろ。
/101ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ