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激しくしないでっ!
第4章 れっつぷれい!?
その瞬間、耳をつんざくようなけたたましいアラームが鳴り響き、俺は飛び起きた。
はっとする。今のは……夢?
俺は何度も荒い呼吸を繰り返し、自分の火照った体を抱きしめた。びっしょりとかいた汗が、気持ち悪い。
最悪だ。なんて夢見てんだ俺。よりによって全裸で縛られて涼川さんに迫られる夢だなんて!
そしてすぐに、下半身の違和感に気付く。
卑猥な夢の中、イク寸前で無理やり現実に引き戻されたからか、俺の分身は痛いくらいに勃起したままだ。
きっとアラームが鳴ってなかったら、彼女の口の中でそのまま夢精していた。
「や……べ」
同じく全裸姿で俺の体の上に跨がっていた涼川さんの姿が脳裏によぎり、勃起したままの分身が疼く。今すぐ触ってイキたい欲求に駆られた。
どうせ今日は土曜日で学校が休み。アラームは止め忘れちゃったけど。
俺は毛布を剥ぎ、ボクサーパンツの中で窮屈そうに勃起しているアソコに指を伸ばした。ちょっと触れるだけで、ずくんと全身が痺れるような衝撃が走る。
「は……っ」
知らず知らずのうちに呼吸が早まり、肩が上下する。