この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
激しくしないでっ!
第4章 れっつぷれい!?

初めて触る女の子の胸。どう触ったらいいのかもわからず、撫でるように手のひらを動かした。
「ふ……」
ふいに涼川さんの体が、ぴくりと跳ねた。
もしかして、俺が触ったから?
今度は少し強めに、彼女の胸を撫でる。手のひらで包み、指先にわずかに力を込めて何度か揉むと、それに合わせて彼女の体は震え、吐き出す吐息も不規則になる。
もっと触りたい。彼女を感じさせてみたい。
彼女の唇が離れる。唾液が糸を引いていた。
「お父さんが、言ってたの」
「え?」
彼女は甘くとけていきそうな声で、うっとりと語る。
「異性の体を妄想したり、触ったり、いやらしいことをしたくなるのは自然なことなんだって。人間として普通のことなの。人間の昔からある野性的で本能的な部分が、生殖活動を行うためにそう働きかけるんだって」
さすがアダルトショップの経営者。娘になんて話を……。
「他の動物も生殖活動はするけど、エッチなこと自体を楽しめるのは、人間だけなんだって」
「……へえ」
「だから私をオカズにされても、嫌じゃないよ?」

