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激しくしないでっ!
第5章 感度、上昇!
「俺、ここにいるから。ここなら見えないから」
教室の電気は全て消えていて、涼川さんは後方、俺は前のドアのところ。
これだけ離れていれば、彼女の顔も、体も見えない。人影にしか見えない。
今彼女がどんな顔をしているのか。俯いているのか、俺のことを見ているのか。
羞恥で震えているのかとか。
想像を巡らすと、さらに興奮した。
欲求が抑えられないのも、口移しで飲まされた媚薬のせいなんだろうか……。
ふいにぱさりと、小さく音がした。
彼女の足から何かが落ちる。
スカートを脱いだようだった。
「ダメ、全部だよ。スカートも、セーラー服も、下着も、全部脱いで?」
「……っ」
彼女がわずかに声を発する。抗議の声だろうか。
「脱がなきゃ、触ってあげない」
さっきまではもっともらしい理由をつけて彼女を納得させながら進めていたけれど、今はそんな余裕もなかった。
彼女の裸が見たい。それが本音。
本当は、触ってほしくて仕方ないんだろう。
彼女は俺の視線から逃げるように後ろを向いて、ひと思いに、セーラー服を脱ぎ捨てた。