この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
激しくしないでっ!
第2章 告白!?

 北校舎は、音楽室や美術室などの特別教室がある校舎で、クラス棟からは少し離れている。

 北側にあるから北校舎。当たり前だけど。

 そこの裏にはわずかにスペースがあって、なぜかイチョウの木が植わっている。秋になると綺麗だ。

 もちろんそんなマニアックな場所に人気(ひとけ)なんてない。

 告白にはもってこい……か?

 そんなことを頭の中でぐるぐると考えながら、北校舎の裏へと向かった。

 壁に背を預けながらそーっと裏手を覗いてみると、確かに彼女の姿はあった。

 今は初夏。まだ衣替えを迎えたばかりで新鮮な、白いブラウス姿だった。鞄を両手に持ち、伏せ目がちに立っている姿は絵になる。短すぎないチェックのスカートが、彼女にはよく似合っていた。

 ヤバい。ガチで緊張してきた。

 俺は再び深呼吸を繰り返した。すでに心臓はドキドキを通り越してバクバクいっている。口から飛び出したらどうしよう、なんてくだらないことを考える。


「よし」


 こんなとこでびびってても仕方ない。

 頬をパンパンと二回叩いて気合いを入れ直し、俺は大股に彼女のそばへと歩み寄った。
/101ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ