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タワマン〜墜ちた女達〜
第12章 狩野の日常②
晴香が甘えてくるのに応えるように、抱き締めながら、腰の動きを激しくしていく。しかし、狩野の頭の中は先ほど晴香から聞いた情報でいっぱいだった。

『こんな偶然が…。本当に…最近の俺はツイてるな…。』

狩野は晴香に見えないところでにやりと笑う。晴香の中に欲望を吐き出しながら、今聞いた情報をどう活かすか、真剣に考え始める狩野であった。

その日、晴香が帰った後、狩野は調べ物を始めた。各所に電話をかけ、いくつか確認を取る。ぞして、ランニングついでに高城が住むというアパートも見に行った。小さな二階建てのアパート。青の外観は特徴的だが、それ以外はなんの変哲もないアパートである。

『何年ぶりかな…。ここに来るのは…。』

そんなことを考えながら、マンションに戻る。狩野の頭の中では萌衣と高城を抱く計画が徐々に形作られていく。自分の想像にニマニマ笑いながら、狩野は楽しんでいた。

そんな狩野の元に知り合いからメッセージが送られてきた。
見れば、【新しい旅館をオープンしたので、遊びに来てくれ。】という誘いのメッセージだった。
興味を抱いた狩野はホームページを検索すると、高級旅館の写真が出てくる。
今どきのモダンな旅館。一棟ずつ離れになっていて、他の客に邪魔されないおしゃれな部屋。内湯も露天風呂も離れに付いた一泊数万円する旅館だ。

狩野は紗綾を連れて行くのもいいなと思う。温泉旅館で浴衣姿の紗綾をたっぷり抱く。そんな想像をするが、晴香や真千子の浴衣姿も見たいと考える。

『二人を誘うか…。いきなり同時にっていうのはマズいか…?そもそも二人とも泊まりの旅行は難しいか…。いや、一泊くらいならなんとかなるか…?とりあえず、聞いてみるか…。』

紗綾も仕事が忙しければ、そもそも連れて行くことができない。次にあった時に予定を確認するしかない。

その週の土曜日に紗綾に予定を確認する。

「あぁん…♡先輩と…温泉旅行なんて…夢みたい…。再来月の頭ならぁ…。んぁっ…♡今抱えてる仕事が終わると思いますぅ…。はぁっ…ん♡」

という返事だった。これから1ヶ月半以上、時間が空く。狩野は知り合いに部屋の予約をしておく。晴香や真千子も連れ出す予定で1週間滞在することを告げる。

そして、狩野はその旅行までに墜とすべき獲物の攻略に取り掛かる。これが成功すれば、さらに充実した旅行になることを期待しながら…。
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