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第14章 温泉旅行　礼奈編

狩野は今日の月曜から日曜までの１週間、温泉旅館に滞在する。
コンシェルジュの高城礼奈と外で落ち合い、県外にある旅館へと向かう手はずになっている。礼奈と水曜の午前中まで二人きりの社員旅行としてのんびり楽しむ予定である。

水曜の午後には伊藤晴香が旅館に来る。晴香は木曜の午前中まで。入れ替わるように湯中真千子が木曜の午後から金曜の午前中まで。この時まで礼奈もずっと滞在し、狩野をサポートする。
そして、金曜の夜に１度マンションに戻り、土曜の朝から二宮紗綾と再び旅館に行く。そんなスケジュールとなっている。
狩野自身がかなりのハードなスケジュールとなっている感じだが、実質的には今の生活とあまり変わらない。

礼奈と旅行の話をしてから２週間後。狩野は晴香と一緒に食事を取った後に話を切り出す。

「温泉旅館か…。二人でここに行ってみるか…？」

高城が作った案内を見ながら、さも今思いついたように、晴香に言う。

「はぁっ…ん♡温泉旅館…ですか…？私のところにも…案内が来てましたが…。あぁん…♡」

いつもの如く、狩野の膝の上で裸エプロンの姿で晴香は悶えていた。

「ああ、平日の案内だし…何かしら理由をつけて参加できないか？離れを借りれば誰とも会わずに晴香と一緒にいられる。」

「一緒に…？いいんですか？」

晴香が満面の笑みで問い返す。

「ああ、もちろんだ。実はこの旅館のオーナーとは知り合いなんだ。だからこの旅館に連絡して、１番いい部屋を借りるから、旦那に適当な理由言って、一泊くらいならできるか？俺は先に泊まっておくから、来てくれるか？そしたら、こんな短い時間じゃなくて、朝まで一緒にいられる。」

「あぁっ…。嬉しいです…。ぜひ、行きます。一緒にいられるなら…。なんとかします！」

晴香の反応はそんな感じだった。真千子にも同じことを提案するが、こちらは激しいSEXの最中に伝える。

「お前のところにもマンションからの温泉旅館の案内は来たか？」

「んひぃっっ…♡あぁ…。温泉…？あんっ♡コンシェルジュから…連絡が…回って…。あふぅ…ん♡」

真千子は後ろから激しく狩野に突かれながら答える。

「ああ、それだ。そこは俺の知り合いがオーナーでな…。今度、そこに滞在するつもりだ。その時にお前も来い。一泊くらいならなんとかなるだろう？」

「ご主人様と…温泉旅館に…一泊…？はあぁっん！」