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タワマン〜墜ちた女達〜
第14章 温泉旅行 礼奈編

大浴場から戻った礼奈が艶めかしく笑う。狩野も笑い返しながら言う。
「じゃあ、お願いするかな…。」
「はい…。失礼します。」
背中側に回り、肩を揉み始める玲奈。狩野が気持ち良さに目を細めていると、玲奈が話しかけてくる。
「狩野様…。明日は午後から晴香さんが来られますよね?」
「ああ、そうだが…。どうかしたか?」
「私…、夜までお出かけしてもよろしいですか?近くに有名なエステサロンがあって。最初は私がいないほうがよろしいかと…。」
「ふむ…。そうだな…。そうしてくれると助かるな…。すまんな…。気を使わせて…。」
礼奈は最初から狩野の晴香との時間を邪魔するつもりはなかった。狩野が気を揉まないように自分から出かける用事を作ったのだ。寂しい気持ちはある。嫉妬心がないわけでもない。しかし、狩野を独占できないこともわかっている。
「ですから…、明日の昼までは私だけを見てくださいね…。」
礼奈はそれだけを心底願いながら、狩野の体に指を這わせる。狩野はその指に自分の指を絡ませ言う。
「もちろんだ…。こんなできたコンシェルジュがいてくれて嬉しいよ…。どうする?まだ日も高い。デートするか?それとも…?」
「で、デートがいいです…。二人でいろんなところ歩きたいです…。」
頬をほんのり赤く染めた礼奈にキスし、狩野は立ち上がる。
「よし、じゃあ、礼奈の行きたいところに行くぞ!」
二人は早速着替え始める。やや性急な行動だが、このまま二人でいると、淫欲に浸るのがわかりきっているため、勢いで出かける。
こうして二人はまるで恋人同士のように甘いデートをし、礼奈が見つけていた美味しそうなレストランで夕食をとって旅館へ戻る。
そして、再び朝まで淫欲にまみれた時間を過ごす。内湯で、露天風呂で、そしてベッドで、ひたすら交わり続け他二人は昼近くまでぐっすり眠る。
その後、礼奈は一旦荷物をまとめ、旅館に預ける。狩野も出かける準備をし、旅館のスタッフに清掃をお願いする。
晴香が来た時に礼奈がいた痕跡を消すための処置だ。
そのまま二人は外で食事をして別れる。
礼奈は夜まで時間を潰すため、別行動をし、狩野は晴香を迎えに行くため、タクシーで駅に向かう。
駅に着き、タクシーの中で待っていると、駅から晴香が出てくる。薄手のロングコートにふんわりしたニット。足首までのロングスカートの晴香。
「じゃあ、お願いするかな…。」
「はい…。失礼します。」
背中側に回り、肩を揉み始める玲奈。狩野が気持ち良さに目を細めていると、玲奈が話しかけてくる。
「狩野様…。明日は午後から晴香さんが来られますよね?」
「ああ、そうだが…。どうかしたか?」
「私…、夜までお出かけしてもよろしいですか?近くに有名なエステサロンがあって。最初は私がいないほうがよろしいかと…。」
「ふむ…。そうだな…。そうしてくれると助かるな…。すまんな…。気を使わせて…。」
礼奈は最初から狩野の晴香との時間を邪魔するつもりはなかった。狩野が気を揉まないように自分から出かける用事を作ったのだ。寂しい気持ちはある。嫉妬心がないわけでもない。しかし、狩野を独占できないこともわかっている。
「ですから…、明日の昼までは私だけを見てくださいね…。」
礼奈はそれだけを心底願いながら、狩野の体に指を這わせる。狩野はその指に自分の指を絡ませ言う。
「もちろんだ…。こんなできたコンシェルジュがいてくれて嬉しいよ…。どうする?まだ日も高い。デートするか?それとも…?」
「で、デートがいいです…。二人でいろんなところ歩きたいです…。」
頬をほんのり赤く染めた礼奈にキスし、狩野は立ち上がる。
「よし、じゃあ、礼奈の行きたいところに行くぞ!」
二人は早速着替え始める。やや性急な行動だが、このまま二人でいると、淫欲に浸るのがわかりきっているため、勢いで出かける。
こうして二人はまるで恋人同士のように甘いデートをし、礼奈が見つけていた美味しそうなレストランで夕食をとって旅館へ戻る。
そして、再び朝まで淫欲にまみれた時間を過ごす。内湯で、露天風呂で、そしてベッドで、ひたすら交わり続け他二人は昼近くまでぐっすり眠る。
その後、礼奈は一旦荷物をまとめ、旅館に預ける。狩野も出かける準備をし、旅館のスタッフに清掃をお願いする。
晴香が来た時に礼奈がいた痕跡を消すための処置だ。
そのまま二人は外で食事をして別れる。
礼奈は夜まで時間を潰すため、別行動をし、狩野は晴香を迎えに行くため、タクシーで駅に向かう。
駅に着き、タクシーの中で待っていると、駅から晴香が出てくる。薄手のロングコートにふんわりしたニット。足首までのロングスカートの晴香。

