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タワマン〜墜ちた女達〜
第2章 引っ越し〜住民会議

狩野孝宏は20代後半の若さながら、株などで、一気に巨万の富を得た。親が不慮の死を遂げ、いくつかの資産も得て、孝宏は両親と共に過ごした家を引き払い、タワーマンションへと引っ越すことにした。
親の残した不動産で、働かなくても安定した収入が得られ、株で得た金にものを言わせ、自由自適の暮らしをするつもりだった。
その都市で人気の海沿いにあるタワーマンションの20階が空いていたので、即決で購入する。
引っ越して、数週間、孝宏は片付けに追われ、ほとんど外出せずに過ごした。
引っ越した当日だけ、両隣に挨拶しただけだ。左隣はいかにも金を持っていそうな50代夫婦で、一人暮らしするという孝宏に対して冷たい視線を向けてきた。早々に孝宏は手土産を渡し、右隣にも挨拶に行く。
ピンホーン。インターフォンを鳴らしてしばらく待つ。
「はい。どちら様ですか?」
若い女性の声がする。
「新しく隣に引っ越して来た者です。ご挨拶に来ました。」
孝宏が型通りの挨拶をすると、しばらく待たされた後に、ドアが開く。
ガチャッという音とともに、ドアの隙間から若い女性が顔を覗かせる。
「どうも、隣に引っ越して来た狩野です。良かったらこれどうぞ。」
狩野は手土産に持って来た人気店のスイーツが入った箱を差し出す。
ドアから覗いている顔が、その箱に書かれた人気店の名前を確認すると、パッと明るくなる。
「あらあら、これは…。美味しいって評判の…。ありがとうございます。」
言葉とともにドアが完全に開き、孝宏はようやく女性をまともに見る。
ふんわりとした肩までの茶髪。全体的に柔らかな印象を与える胸もお尻も大きそうなむっちりとした身体が服の上からでもわかる。さすがタワマンに住む若妻といった感じだ。
「2002号室の湯中です。よろしくお願いいたします。」
笑った顔も上品な印象を与える。自分もこういう女性をモノにしたいと孝宏が思わず考えてしまう。
「ご家族は…?お子様もいらっしゃるの?」
あらぬ想像をする孝宏に湯中と名乗った女性が声をかける。
「いや、実は1人暮らしで…。結婚もまだでして…。」
「まだ若いのに…。ここで一人暮らし…?凄いわ…。同じくらいでしょう?私と。」
「今、27歳です。」
「私より一つ下…。」
湯中は少しショックを受けた様子である。この年齢でタワマン一人暮らしはそうそうない。
親の残した不動産で、働かなくても安定した収入が得られ、株で得た金にものを言わせ、自由自適の暮らしをするつもりだった。
その都市で人気の海沿いにあるタワーマンションの20階が空いていたので、即決で購入する。
引っ越して、数週間、孝宏は片付けに追われ、ほとんど外出せずに過ごした。
引っ越した当日だけ、両隣に挨拶しただけだ。左隣はいかにも金を持っていそうな50代夫婦で、一人暮らしするという孝宏に対して冷たい視線を向けてきた。早々に孝宏は手土産を渡し、右隣にも挨拶に行く。
ピンホーン。インターフォンを鳴らしてしばらく待つ。
「はい。どちら様ですか?」
若い女性の声がする。
「新しく隣に引っ越して来た者です。ご挨拶に来ました。」
孝宏が型通りの挨拶をすると、しばらく待たされた後に、ドアが開く。
ガチャッという音とともに、ドアの隙間から若い女性が顔を覗かせる。
「どうも、隣に引っ越して来た狩野です。良かったらこれどうぞ。」
狩野は手土産に持って来た人気店のスイーツが入った箱を差し出す。
ドアから覗いている顔が、その箱に書かれた人気店の名前を確認すると、パッと明るくなる。
「あらあら、これは…。美味しいって評判の…。ありがとうございます。」
言葉とともにドアが完全に開き、孝宏はようやく女性をまともに見る。
ふんわりとした肩までの茶髪。全体的に柔らかな印象を与える胸もお尻も大きそうなむっちりとした身体が服の上からでもわかる。さすがタワマンに住む若妻といった感じだ。
「2002号室の湯中です。よろしくお願いいたします。」
笑った顔も上品な印象を与える。自分もこういう女性をモノにしたいと孝宏が思わず考えてしまう。
「ご家族は…?お子様もいらっしゃるの?」
あらぬ想像をする孝宏に湯中と名乗った女性が声をかける。
「いや、実は1人暮らしで…。結婚もまだでして…。」
「まだ若いのに…。ここで一人暮らし…?凄いわ…。同じくらいでしょう?私と。」
「今、27歳です。」
「私より一つ下…。」
湯中は少しショックを受けた様子である。この年齢でタワマン一人暮らしはそうそうない。

