この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
タワマン〜墜ちた女達〜
第18章 温泉旅行 〜二宮紗綾編〜
もう一人の優しい先輩、村木から狩野に会うと教えられたのだ。同僚で狩野とも親しかった坂梨を巻き込み、無理やり村木に着いていった。
村木はまた今度誘うからと渋ったが、次がいつになるかわからない。とにかく狩野に会いたかった。そして、紗綾の判断は正しかった。

久しぶりに会い、楽しかった食事会。その時になんとか次に会う約束を取り付けた。紗綾は狩野とのデートを妄想しながら、軽い足取りで帰ったものだ。

しかし、紗綾の予想を嬉しく裏切りに遭う。その日の夜遅く狩野が紗綾に会いに来てくれたのだ。たまらず紗綾は告白した。都合のいい女でいいから抱いてほしいと。
紗綾はそれほどまでして、狩野のそばにいたかった。真面目でありながら淫欲激しい紗綾の感情は暴走気味であった。

その夜、狩野に抱かれて紗綾は有頂天だった。憧れの男性に抱かれ、自分の性欲を越える欲望をぶつけられ、快感に酔いしれた。

そして、昨日から今日にかけて、念願だったお泊りデートもできた。目の前で眠る狩野が愛おしくて仕方がない。

狩野には他の女性の影が付き纏う。それも1人ではない。自分以外に複数人の女性がいると思われる。
狩野は自らそれを匂わせていたし、昨日も旅館のスタッフが前から泊まっていたような口ぶりで話していた。自分と来る前に他の女性と来て、このベッドの上で、紗綾にしたように淫欲のかぎりを尽くしたのだろう。

そう思うと、嫉妬に胸がチクチクする。しかし紗綾はそれでも良いと自分自身を納得させる。
憧れていて、さらに自分の性的欲求まで満足させてくれる存在。二人でいるときはきちんと自分を見てくれ、恋人同士のように過ごしてくれる狩野。紗綾にはそれだけで満足だった。

紗綾はすでに親とも疎遠になっている。風俗で働いていたのがバレて勘当同然の扱いをされた。これから結婚するつもりもなかった。
だから、狩野と結婚できなくとも、ずっとこのまま一緒にいられたら…。それだけが紗綾の願いであった。

紗綾はそっと狩野にキスをする。全裸で眠る狩野の胸板、お腹、下半身へと唇を這わせていく。
眠ったままくすぐったそうに体を捩らせる狩野を可愛く思いながら、朝勃ちする股間のモノを握り、口に咥える。

狩野が離れていかないように紗綾はなんでもするつもりだ。どんな変態行為も受け入れ、狩野が望むなら痴女にだってなる。そんな決意を胸に狩野のモノをしゃぶる。
/498ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ