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タワマン〜墜ちた女達〜
第19章 温泉旅行の後始末
犯罪者の娘として友人を作って来なかったからだ。仕事を離れて、友人と遊ぶということもない。だから、狩野のところにいるのが1番良いのだ。

「しかし…、礼奈がいるとなぁ…正直…抱きたくなるし…。」

狩野は困ったように呟く。呆れたように見てくる礼奈。

「今までそんな性欲でよく捕まらなかったものですね…。」

「いや、単純に礼奈が魅力的だから…。」

「まっ、またぁ…そういう調子の良いことを…。」

無表情から一転、照れたような表情になる。そういう反応を見ると抱きたくなってムラムラしてくる狩野なのだが、ぐっと堪える。

「どうするかな…。確かに礼奈がいてくれたら助かるが…。」

「ならば…、私に拒否権をいただけますか…?」

「拒否権…?」

「狩野様が自制できないなら、私がコントロールすればいかがでしょう?もちろん…私も狩野様に抱かれるのは…嬉しいのですが…。私が拒否できたら狩野様も自制しやすくなるのでは…?」

狩野に抱かれるのが嬉しいと言った時の顔が可愛くて、また襲いそうになるのを我慢する。

「狩野様が明らかにお疲れの時ややり過ぎと判断した時は私から拒否させていただきます。もちろん、狩野様がそれでも抱きたいと思えば抱いていただいても構いません。そうすれば回数などが減らせるのでは?」

「ん〜、それしかないか…。とりあえず、それでやってみよう。よろしく頼むよ、礼奈。」

一応の結論が出る。最初はこれにより礼奈とする回数は減ったが、一時期は増えることになる。


「か、狩野様っ…!?いやぁ…。我慢してくださいっ!んんっ…。ちょ…ちょっと…拒否したら…我慢するって約束で…。はぁっ…んんっ…♡やぁ…ん。ねっ…?狩野様ぁ…落ち着いて…?んひぃっっ…♡」

普段、従順な礼奈が拒否することに興奮した狩野が、敢えて襲うようになってしまった。事が終わった際に怒った礼奈に説教されてしまう。

「狩野様…?何のための拒否権でしたか…?狩野様が自ら減らしたいからと言って来たのですよ…?それなのに…前より盛ってくるとはどういう了見でしょうか…?」

礼奈が静かに怒りを含ませた口調で問い詰めてくる。

「いや、だって…。嫌がる礼奈も可愛くて…ついつい…。」

「まっ…またぁ…そういう調子の良いことを…。」

顔を真っ赤にして、言い淀む礼奈。普段無表情の礼奈が照れたり、嫌がる顔が見たくなる。
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