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タワマン〜墜ちた女達〜
第21章 4人目〜椎名風花〜

狩野は風花に呼び捨てを許す。本来なら、年上の晴香に呼び捨てをさせてもいいのだが、晴香は人妻である。精神的にも狩野が上の立場が明確なため、呼び捨てが合わない気がするのだ。人妻ではない礼奈や紗綾に関しては、礼奈はコンシェルジュとして様付け、紗綾は先輩後輩の関係からさん付けを変えるつもりはない。
風花とは2億払ったとはいえ、対等な形での契約だ。ホステスとしての仕事柄もあって、対等な立場で呼び捨てが1番合っている女性だと考えた。
「た…孝宏…。シャワー浴びましょ…?」
少し照れくさそうに呼ぶ風花に念のため釘を刺しておく。
「一応言っておくと…、呼び捨てであっても、それが俺と1番近い関係を表すわけではないから…。風花…。あくまでもあなたとは対等な契約をしたという表れであると。」
「ええ…。わかっています…。分はわきまえているつもりです…。孝宏…。あなたはすでに伊藤さんや湯中さんと関係を持ち、あなたの中でいろんな優先順位があることも…。それを崩すようなことがないようにします。」
「話が早くて助かるよ…。やはり風花…あなたを選んで正確だった。」
「褒められと受け取りますね…。じゃあ、いきましょう?」
クスクス笑いながら、風花は改めて狩野の手を引いて、浴室へと向かう。時には少女のように、時にはうら若き女性のように、時には娼婦のように。ころころと変わる表情と口調。こういった変化もまた風花がNo.1ホステスでいる証でもあるのだろう。
2人は浴室に入ると、互いに身体を洗い合う。風花は狩野を前から手で洗う。
「前から思ってましたけど、孝宏は筋肉の筋肉はバランスのいい付き方してますね…。」
今度はきちんと照れずに呼び捨てする風花。それ以外が丁寧な口調なのが、面白い。
「そうかな…?元々、太りにくい体質だから、筋肉付けるのも大変なんだが…。」
「女性が聞いたら嫉妬する言葉ですね…。羨ましい…。」
「風花の身体だって、素晴らしいバランスだよ?」
狩野はそう言って風花を鏡に向き合うように立たせて、身体に触れていく。金髪の髪を簡単にアップにしているので、後ろに立つ狩野からは、細いうなじが魅力的に映る。狩野は鏡越しに風花の身体をチェックするかのように視姦する。
カラコンを付けているようで、かなり薄い茶色の瞳が欲情に揺れている。狩野はさらに視線を下へと向けていく。
風花とは2億払ったとはいえ、対等な形での契約だ。ホステスとしての仕事柄もあって、対等な立場で呼び捨てが1番合っている女性だと考えた。
「た…孝宏…。シャワー浴びましょ…?」
少し照れくさそうに呼ぶ風花に念のため釘を刺しておく。
「一応言っておくと…、呼び捨てであっても、それが俺と1番近い関係を表すわけではないから…。風花…。あくまでもあなたとは対等な契約をしたという表れであると。」
「ええ…。わかっています…。分はわきまえているつもりです…。孝宏…。あなたはすでに伊藤さんや湯中さんと関係を持ち、あなたの中でいろんな優先順位があることも…。それを崩すようなことがないようにします。」
「話が早くて助かるよ…。やはり風花…あなたを選んで正確だった。」
「褒められと受け取りますね…。じゃあ、いきましょう?」
クスクス笑いながら、風花は改めて狩野の手を引いて、浴室へと向かう。時には少女のように、時にはうら若き女性のように、時には娼婦のように。ころころと変わる表情と口調。こういった変化もまた風花がNo.1ホステスでいる証でもあるのだろう。
2人は浴室に入ると、互いに身体を洗い合う。風花は狩野を前から手で洗う。
「前から思ってましたけど、孝宏は筋肉の筋肉はバランスのいい付き方してますね…。」
今度はきちんと照れずに呼び捨てする風花。それ以外が丁寧な口調なのが、面白い。
「そうかな…?元々、太りにくい体質だから、筋肉付けるのも大変なんだが…。」
「女性が聞いたら嫉妬する言葉ですね…。羨ましい…。」
「風花の身体だって、素晴らしいバランスだよ?」
狩野はそう言って風花を鏡に向き合うように立たせて、身体に触れていく。金髪の髪を簡単にアップにしているので、後ろに立つ狩野からは、細いうなじが魅力的に映る。狩野は鏡越しに風花の身体をチェックするかのように視姦する。
カラコンを付けているようで、かなり薄い茶色の瞳が欲情に揺れている。狩野はさらに視線を下へと向けていく。

