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タワマン〜墜ちた女達〜
第22章 狩野の日常③
狩野は引き続き、晴香、真千子、紗綾との逢瀬を重ねながら、日々の生活を礼奈に世話してもらいながら、過ごしていた。礼奈も最近は料理に精を出したり、トレーニングしたりと充実した生活をしているため、毎晩付きっきりというわけではない。
さらに最近はそこに風花の存在が加わった。晴香、真千子、礼奈は2人同時にということもあるが、風花に関しては当分1人だけでだ。

美夜とは相変わらず朝のランニング時に挨拶するだけ。萌衣とは少しずつだが、打ち解け始めている。 

相変わらずプールで一緒に泳ぐことが多い。競争に関しては勝率5割で一進一退が続いている。
狩野は目聡く、萌衣のカバンが人気アニメの「僕らは…。」のロゴが入っているのを見つけ、翌週までにアニメについて調べて話しかけてみた。

「いつも持って来てるカバン…。アニメの「僕らは…。」のやつですよね…?お好きなんですか?」

「知ってるの!?これ、ロゴだけだから、気づかない人多いけど…。ねぇ、誰推し!?やっぱり斉藤さん!?あのイケメン具合、国宝級…。いや、男性目線だと…花蓮ちゃん!?あのバインバインの胸に惹かれるっ!?それとも、心那ちゃん?あのスレンダーでキツめの目線に惹かれちゃう派!?」

出るわ出るわ。マシンガントークが止まらない。しかも、内容がヤバい。アニメのストーリーは恋愛系ではあるが、いたってノーマルなものなのに、萌衣は明らかに性的な雰囲気を含めた話し方をしている。

「いや…、知ってるくらいで推しとかそこまでは…。ネットでかなり盛り上がってるみたいだから、興味引かれてちょっと見始めたばかりで…。」

「同士の布教が届いてるっ!?ありがたや…。しっかり見れば、沼ること間違いなし!!さあ、あの花蓮ちゃんのバインバインの胸に飛び込みなさいっ!!きっとあなたも沼ること間違い…。」

『あっ…、これ、ヤバいやつだ…。どうしよ…。』

狩野が若干、呆れ顔をしているのに気づいた萌衣の言葉が止まる。

「あ〜、コホン…。あの…今のは聞かなかったことに…。」

萌衣は急速に静かになり、俯いてしまう。その照れた様子が可愛らしく、狩野は思わず笑ってしまう。

「確かに花蓮ちゃんの胸は飛び込みたくなりますね…。」

そう言った狩野に対して、ガバッと顔を上げ、『わかってくれるか…?』といった感じで萌衣が見つめてくる。性的興奮を伴った視線に感じる。
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