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タワマン〜墜ちた女達〜
第22章 狩野の日常③

大手メーカーの代表取締役として、世間体を気にしてか、毎日とは言わないが、マンションには帰って来る。その際、夫は気が向いた時だけ、会話らしい会話もなく、ひたすら身体を求めてくる。悔しいことに、結婚生活の間に夫は萌衣の性的嗜好を完全に把握し、萌衣が何回もイクほどの快感を与えてくれる。
それに加えて、何不自由ない暮らし。好きなだけ、自分の趣味に没頭できる。だから萌衣自身、離婚など考えたことがなかった。しかし、最近はそれが怪しくなってきた。
夫は萌衣が何も言わない、言えないことを良いことに、他の女性と遊びまくっているが、最近はお気に入りの娘が出来たようで、その娘とかなりの頻度で会っているようだ。そのせいで、抱いてくれることも、ここ数ヶ月全く無い。挙げ句に、萌衣へのお金を渋り始めた。そこそこのお金をお気に入りの娘に使っているからのようだ。
外出をしない萌衣が使う金額はたかだか知れている。それすらも渋る夫に殺意すら覚えそうになる萌衣。しかし、だからと言って、別れられるわけではない。こんな自由な生活が出来るのは夫のおかげなのだから…。
そんな時、萌衣の前に現れたのが、狩野だった。『僕らは…。』とは別の大好きな競泳アニメの主人公に雰囲気が似ている。狩野に対してその主人公を投影していた萌衣は、狩野がプールにいることを知り、コンシェルジュの高城が引き止めるのを無視して、プールへ向かった。狩野が泳ぐ姿はまさに実写版の主人公だった。すぐに逃げられたが、あの後、萌衣はプール内で自慰をしてしまうほど、興奮していたのだ。
その後も度々、狩野がプールに入っている時を狙っていくようになった。狩野と一緒に泳いだ後、自室に戻り、自慰をするのが、習慣になっていた。
そんな状態の萌衣は狩野が『僕らは…。』のアニメを知っているとわかり、興奮してマシンガントークをしてしまった。それでも狩野が引かなかったから、萌衣は安心すると同時に興奮もする。好きな主人公に似ている男性と好きなアニメの話をする。萌衣にとっては鼻血が出そうになるくらいの興奮度MAXである。
しかし、感情が顔に出ない萌衣のため、それに気づかれることはほとんどない。萌衣の表情に性的興奮を感じ取った狩野が凄いのだ。逆に萌衣は狩野が厭らしい目で自分を見ていることには気づけていなかった。
そんな萌衣の心中を知らず、狩野が再び話しかける。
それに加えて、何不自由ない暮らし。好きなだけ、自分の趣味に没頭できる。だから萌衣自身、離婚など考えたことがなかった。しかし、最近はそれが怪しくなってきた。
夫は萌衣が何も言わない、言えないことを良いことに、他の女性と遊びまくっているが、最近はお気に入りの娘が出来たようで、その娘とかなりの頻度で会っているようだ。そのせいで、抱いてくれることも、ここ数ヶ月全く無い。挙げ句に、萌衣へのお金を渋り始めた。そこそこのお金をお気に入りの娘に使っているからのようだ。
外出をしない萌衣が使う金額はたかだか知れている。それすらも渋る夫に殺意すら覚えそうになる萌衣。しかし、だからと言って、別れられるわけではない。こんな自由な生活が出来るのは夫のおかげなのだから…。
そんな時、萌衣の前に現れたのが、狩野だった。『僕らは…。』とは別の大好きな競泳アニメの主人公に雰囲気が似ている。狩野に対してその主人公を投影していた萌衣は、狩野がプールにいることを知り、コンシェルジュの高城が引き止めるのを無視して、プールへ向かった。狩野が泳ぐ姿はまさに実写版の主人公だった。すぐに逃げられたが、あの後、萌衣はプール内で自慰をしてしまうほど、興奮していたのだ。
その後も度々、狩野がプールに入っている時を狙っていくようになった。狩野と一緒に泳いだ後、自室に戻り、自慰をするのが、習慣になっていた。
そんな状態の萌衣は狩野が『僕らは…。』のアニメを知っているとわかり、興奮してマシンガントークをしてしまった。それでも狩野が引かなかったから、萌衣は安心すると同時に興奮もする。好きな主人公に似ている男性と好きなアニメの話をする。萌衣にとっては鼻血が出そうになるくらいの興奮度MAXである。
しかし、感情が顔に出ない萌衣のため、それに気づかれることはほとんどない。萌衣の表情に性的興奮を感じ取った狩野が凄いのだ。逆に萌衣は狩野が厭らしい目で自分を見ていることには気づけていなかった。
そんな萌衣の心中を知らず、狩野が再び話しかける。

