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タワマン〜墜ちた女達〜
第23章 5人目〜蒲田萌衣~

「お待たせ…。あっ…。ま…マキトさん…!?」
萌衣の戸惑う声に狩野は振り返る。そして、狩野も言葉を失くしてしまう。
「萌衣さん…?どうしまし…。」
振り返った狩野の前には銀髪美少女が立っていた。その美しさに狩野は思わず言葉に詰まる。
銀髪のショートカット。不思議な色に煌めく瞳。端正な顔立ち。制服を改造した魔法少女の服装。胸の部分を押し上げる見事な膨らみ。ヒラヒラ広がるミニスカートから伸びる美しい脚。コスプレすることで、萌衣の日本人形のような美しさに、さらに彩りが加わり、魅力をさらに引き立てている。
萌衣は萌衣で目の前に立つ狩野の姿に呆然としていた。狩野はまさに実写版の主人公マキトと言っても大げさではないくらいに似ていた。そっくりと言うより、生身の人間になったらこうなると言った感じだ。髪型や服装を寄せるとここまでなるとは想定以上であった。
互いに言葉を失い、見つめ合う。先に自失から立ち直ったのは狩野のほうであった。
「正直…ちょっとナメてました…。すみません。ここまでのクオリティとは…。今の萌衣さんは、本当にアニメから抜け出してきたリリカそのものですよ…。」
狩野は素直に本心を伝え、謝罪と称賛をする。それほどまでに萌衣のコスプレは細部にこだわった質の高いものであったのだ。
「い…いえ…。狩野さんもよく似合ってて、雰囲気がマキトさんにそっくりです…。」
感動したように言う萌衣に、照れくさそうに笑う狩野。
「ありがとうございます。では、写真…撮るんですよね…?」
「ん…。はい…。では…、とりあえずマキトさん1人で…。」
そう言って萌衣は本格的なカメラを取り出す。そこから、萌衣は興奮しまくりの状態で、写真を撮り続けた。
「こっちに顔向けて…。足は…。手を…。そう…。そのまま…。今度は…。」
飽きることなく、狩野に指示を出し、撮った写真を確認しては恍惚の表情を浮かべ、再び撮るを繰り返す。
「そろそろ…。萌衣さんは撮らないんですか…?」
さすがに疲れてきた狩野は萌衣に声をかける。ハッとしたように動きを止める。
「む…夢中になりすぎて…。狩野さんは休んでください…。私は自撮りしますから…。自由にお茶飲んでください…。」
恥ずかしそうにしながら、コードの付いたシャッターボタンを用意する萌衣。狩野はソファに座り、その様子を見ることにする。
萌衣の戸惑う声に狩野は振り返る。そして、狩野も言葉を失くしてしまう。
「萌衣さん…?どうしまし…。」
振り返った狩野の前には銀髪美少女が立っていた。その美しさに狩野は思わず言葉に詰まる。
銀髪のショートカット。不思議な色に煌めく瞳。端正な顔立ち。制服を改造した魔法少女の服装。胸の部分を押し上げる見事な膨らみ。ヒラヒラ広がるミニスカートから伸びる美しい脚。コスプレすることで、萌衣の日本人形のような美しさに、さらに彩りが加わり、魅力をさらに引き立てている。
萌衣は萌衣で目の前に立つ狩野の姿に呆然としていた。狩野はまさに実写版の主人公マキトと言っても大げさではないくらいに似ていた。そっくりと言うより、生身の人間になったらこうなると言った感じだ。髪型や服装を寄せるとここまでなるとは想定以上であった。
互いに言葉を失い、見つめ合う。先に自失から立ち直ったのは狩野のほうであった。
「正直…ちょっとナメてました…。すみません。ここまでのクオリティとは…。今の萌衣さんは、本当にアニメから抜け出してきたリリカそのものですよ…。」
狩野は素直に本心を伝え、謝罪と称賛をする。それほどまでに萌衣のコスプレは細部にこだわった質の高いものであったのだ。
「い…いえ…。狩野さんもよく似合ってて、雰囲気がマキトさんにそっくりです…。」
感動したように言う萌衣に、照れくさそうに笑う狩野。
「ありがとうございます。では、写真…撮るんですよね…?」
「ん…。はい…。では…、とりあえずマキトさん1人で…。」
そう言って萌衣は本格的なカメラを取り出す。そこから、萌衣は興奮しまくりの状態で、写真を撮り続けた。
「こっちに顔向けて…。足は…。手を…。そう…。そのまま…。今度は…。」
飽きることなく、狩野に指示を出し、撮った写真を確認しては恍惚の表情を浮かべ、再び撮るを繰り返す。
「そろそろ…。萌衣さんは撮らないんですか…?」
さすがに疲れてきた狩野は萌衣に声をかける。ハッとしたように動きを止める。
「む…夢中になりすぎて…。狩野さんは休んでください…。私は自撮りしますから…。自由にお茶飲んでください…。」
恥ずかしそうにしながら、コードの付いたシャッターボタンを用意する萌衣。狩野はソファに座り、その様子を見ることにする。

