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タワマン〜墜ちた女達〜
第23章 5人目〜蒲田萌衣~
出てきた2人に対して、礼奈は深々とお辞儀をしてから、狩野に言う。

「狩野様。予定より30分以上オーバーしておりますが?」

「ああ、いや、すまない…。」

非難がましい視線を向ける礼奈に、狩野はポリポリと頬をかく。シャワーを浴びながらが完全に余計だったなとは思う。あれがなければ、礼奈を待たせることはなかったのだ。

「私も別の仕事があるので、さっさと掃除させていただけたら助かります。お二人はお部屋にお戻りください。」

「た…高城さん…。すみません。」

「萌衣様が謝る必要はございませんので。萌衣様、これから狩野様と共によろしくお願いします。」

「あっ…。高城さんは…それでいいの…?」

「萌衣様がお尋ねなのは私の狩野様に対する態度のことでしょうか?それとも萌衣様が狩野様のものになったことにでしょうか?」

「りょう…ほう…かな?」

「どちらもご安心を…。私は狩野様の専属コンシェルジュではありますが、自身の仕事環境には文句を言う権利はいただいております。それにお聞きになってると思いますし、体感されてると思いますが、私1人で狩野様のお相手をするのは身が持ちませんので、複数人いたほうがお互いの身体のためですから…。」

「確かに…。そうね…。わ…わかったわ…。」

淡々と答える礼奈に毒気を抜かれたようになった萌衣はそのまま、ふらふらしながら、自室に戻っていく。

「その態度を了承した覚えはないけどな…。」

狩野は苦笑いで言う。

「おや?こういうのがお好きなのかと…?ツンデレはお嫌いでしたか?」

「まあ、嫌いではないけど…。」

「では、問題ありませんね?狩野様もどうぞお戻りください。さっさと片付けますので。」

「ああ、今晩は風花と礼奈だったな?」

「はい。後ほど、よろしくお願いします。」

再度、深々とお辞儀してから礼奈はプール室へ入る。狩野は自室で一眠りしようと戻る。



「はああぁぁっん!あぁっ…!じゃ…じゃあ…萌衣も…予定通りに…?はぁっ…ん♡」

仰向けに寝転んだ狩野の上で、腰を動かしながら、風花が悶えながら尋ねてくる。

「ああ、しばらくは一対一で楽しむが、その後は風花か礼奈のどちらかと一緒がいいそうだ。」

「んチュッ…♡私よりも風花さんのほうがよろしいのでは?んぁ…♡」

狩野に寄り添うように狩野の体を愛撫する礼奈が言う。
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