この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
タワマン〜墜ちた女達〜
第28章 6人目〜柊美夜〜
狩野の告白に衝撃を受けながらも、どこかホッとする美夜。美夜はどれだけ夫と上手くいってなくとも、離婚するのが難しい。恵美との浮気は妊娠の心配はなく、安心出来るが、狩野に妊娠させる能力がなければ、抱かれることに不安はなくなる。

しかし、狩野が言った次の言葉に美夜はさらなる衝撃を受けることになる。

「妊娠しない証拠もあるしな…。」

「しょ…証拠…?妊娠しない証拠って…?」

「このマンションに住む蒲田萌衣、椎名風花、湯中真千子、伊藤晴香、そして、コンシェルジュの高城礼奈。5人に聞けばいいのさ…。5人の中で特に晴香は1年近く、俺に抱かれ、中出ししてるが、妊娠はしていない。他も同様だ…。」

「はぁ…?も…萌衣さんに…、風花さん…。湯中さんと伊藤さんも…、あ、あなたに…抱かれ…えぇっ…!?いったい…れ…礼奈さんにまで…。どういうことなのっ!?」

美夜は訳がわからないという表情で、狩野を睨む。それはそうだろう。自分を抱いた男が5人もの女性を抱いていると言われて納得する女性はいないはずだ。

「理由は…だいたいが金絡みだな…。風花も…礼奈も…ある程度の金が必要でね…。俺はそれなりの大金を自由に動かせる。その見返りに身体を差し出したって形だな…。ああ、晴香は壺の弁償だな…。美夜も見ただろう…。あれを割ったのは俺じゃなくて、晴香だ…。自分が割ったことを秘密にし、俺に弁償させる代わりに抱かれてる。」

「そ…そんな…!そんな卑劣なことを…!さ、最低じゃないっ!あなた!み…見損なったわ!」

「落ち着いて…。別に俺は脅迫したわけじゃない…。純粋な取引だ…。」

「だ…だからと言って…。」

「美夜は5人の気持ちを蔑ろにするのか…?彼女達も生半可な覚悟で俺に抱かれたわけじゃない。事情も知らずに否定するのは、彼女達の感情も踏みにじるぞ…?」

「うぅ…。そうかもしれないけど…。」

「それに始まりはどうであれ…、今は5人ともこの関係をみんなで楽しんでいるしな…。」

「み…みんなで…。楽しんで…。」

唖然とし、何も言えなくなる美夜。今日1日で衝撃的な事が多くて感情が処理できなくなっているようだ。

「もちろん、既婚者は旦那達には秘密にしてるし、他のも秘密にしてる。そして、俺と中出しSEXしても妊娠しないからこその関係だ。美夜も、そうだろ?自分は良くて、他の女性はだめか…?」
/498ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ