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タワマン〜墜ちた女達〜
第29章 狩野の日常⑤
礼奈達が口々に言いながら、入ってくる。

「とりあえず、中に入って。ゆっくり話そうか?」

狩野は3人を寝室へと連れて行く。ベッドに3人を座らせ、狩野は近くの椅子に座る。

「それで、狩野様…?美夜様は仲間入りされたのですか?」

礼奈が代表して聞いてくる。

「ああ、今日の午前中までたっぷり楽しんで来たよ…。佐藤恵美も一緒にな…。今後の契約も口頭ではあるが、してきた。近々、皆とも一緒にできるようになるだろう。」

「そう…。意外に脆かったわね…。美夜なら…かなり抵抗するかと思ったんだけど…。」

風花が素直な感想を述べる。

「恵美にかなり依存していたからな…。恵美がいなかったら、難しかっただろうが、いたから予想以上に簡単だったよ…。」

「美夜さん…。やっぱり女性好きだったんですね…。納得…。」

萌衣もウンウン頷き、笑う。2人とも、美夜が嫌いなわけではなく、単に狩野が目的を達成したことを喜んでくれているようだ。

「狩野様…。ひとまず目的を達成されたこと、おめでとうございます。」

「ああ、皆の協力のおかげだ…。ありがとうな…。」

礼奈のかしこまった言葉に狩野は改めて3人にお礼を言う。3人のサポートがなければ、ここまで事がスムーズに運ばなかった。狩野は3人に感謝する。

「いえいえ。私達はすでに狩野様のもの…。狩野様の目的を手伝うのが役目ですから…。」

「礼奈の言い方はちょっとあれですけど、孝宏には喜んでもらいたいですから…。ね…?風花…?」

「そうね…。皆…そうだと思うけど…。契約とか関係なく…もう…孝宏とは離れられなくなってるから…。孝宏が望むなら…何でも手伝うわよ…?」

「すまんな…。晴香達もだが…。俺のわがままに付き合わせて…。」

「気にしないことですよ…。狩野様…。皆様、同じ気持ちですから…。それで…この後はどうされるおつもりですか…?」

狩野は思わずドキリとする。先ほどまで考えていたことを礼奈に問われるとは思っていなかった。

「この後とは…?もちろん4人で楽しむが?だめだったか…?」

礼奈の問いにはぐらかすように答える狩野。しかし、礼奈は首を振る。

「私は時間がありますし…。そう言っていただけると嬉しいですが…。」

「私も萌衣も今晩は時間あるわよ…?仕事休みだし…。萌衣も私のところにお泊りの予定になってるから…。」
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