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タワマン〜墜ちた女達〜
第29章 狩野の日常⑤
狩野が美夜に覆い被さるようにして、囁やく。その時点で美夜は狩野の言ったシチュエーションを正確に理解していた。それに付き合う必要などないのだが、狩野に「社長」と呼ばれ、自分でもいけない妄想をしてしまう。

『男性社員がいればこんな風に…。』

つい、美夜も淫靡で背徳的な状況を想像すると身体が熱くなる。その熱に浮かされるように美夜は状況に応じた台詞を口にしていた。

「ど、どきなさい!わ…私は…結婚してるのよ!?それに…あなたなんかに…。仕事出来ない男は嫌いなのっ!早く…どいてっ!」

美夜は必死に狩野の体を押し返そうと、力を込める。しかし、狩野は上手くその力をいなしながら、美夜を組み伏せる。

「とんだ言われようだな…。俺は社長のために、必死で働いていたのに…。いいさ…!その分…あなたの身体で取り立てさせてもらうぜっ!」

「け…汚らわしい!さ…触らないでよ!誰が…あなたなんかに…!くっ…!んっ…!?んぢゅるぅ…。んムゥ…。んぷっ…!い…嫌ぁぁっ…!やめっ…んぢゅ…る。んんっ…!ぷはぁっ…!や…やめなさい!い…今なら…許してあげるから!ねっ…!?きゃん!?」

無理やりキスされ、抵抗する美夜の両手を掴み、完全に動きを封じた狩野。あまりの狩野の迫真に迫る表情に怯えの色を隠せない美夜。

「許してあげるか…?それはこっちが決めること…。さんざん働かされてきたんだ…。ちょっとやそっとのことじゃ…許してやらないからな…?」

「んぢゅ…ぅる。んむぅ…!や…やめなさいっ!こ…これ以上したら…警察に…突き出すわよっ!?」

「へぇ…!?出来るならやってみろよ…?あの気高い美夜社長が…レイプされましたって警察に泣きつくことが出来るか試してみようかな…?」

「ほ…本当に…これ以上は…。はうぅっ…ん!嫌ぁぁっ…!触らないでよぉ…!ヒィッ…!?や、やめてぇ…!破かないでぇ…!!あ…あんたなんかじゃ…簡単に買えないくらい高いのよっ!!」

狩野が軽くストッキングを掴み、ビリッと電線する。それを見た美夜が怒りの声を上げる。高慢な言動が狩野の興奮を煽る。普段の様子も相まって、上手く演技が出来ている。

「知るかよ!そんなこと…。さあ、美夜社長の身体がどんなもんか…見せてもらおうかな…。」

狩野が美夜のブラウスの前を引きちぎるように押し開く。

「きゃぁっ…!?やっ、やめてっ!ヒドいわっ!」
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