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タワマン〜墜ちた女達〜
第30章 最上階での宴
周りからは羨望の眼差しを向けられる。ねっとりとした情欲に溢れる視線が絡み合う。次は自分がしてほしい。そんな期待を含んだ瞳が向けられる。

狩野は晴香と真千子から離れ、風花のところへ向かう。身体を触られた2人は荒い息づかいでテーブルに手を付き、狩野を見送る。

ちょうど風花は1人でワイングラスを手に取ったところだ。

「このメンバーだと1人のことが多いな、風花は?」

狩野がさり気なく身体に触れながら問いかける。

「んんっ…♡仕方ないわ…。晴香さんや真千子さんはなかなか美夜とは話しにくいだろうし…。美夜の相手は萌衣がしてくれるし…。私はどっちつかずになることが多いかもね…。はぁっ…ん♡」

「気をつかわせてしまってるな…。」

「気にしないで…。んひぃ…ん♡こうやって気にかけてもらえるなら…。それで満足だわ…。うぅ…ん♡」

狩野は大胆にスリットから覗くきれいな脚を撫で、そのままドレスの中まで手を差し込む。ワインを零さぬように必死に快感に耐える風花。その様子に狩野の欲望が強くなる。

しかし、狩野は沸き起こる欲望を抑え、今度は美夜と萌衣のところへ向かう。

「美夜、萌衣。2人で話してないで、みんなで話したらどうだ?」

「孝宏…。でも…萌衣はともかく…私とは話したくないんじゃない?風花さんはまだしも…。伊藤さんと湯中さんは…。」

「誘ったけど…美夜さん…なかなか動かなくて…。」

美夜と萌衣が言い訳してくる。グラスを置いて2人のお尻を撫でる。狩野は手を止めずに言う。

「美夜から行かないと、なかなか難しいだろ?さっき言った通り、俺の前では皆、平等だぞ?」

萌衣の緑のドレスをたくし上げ、下着を露出させて、大胆に触る狩野。さらにもう片方の手はぱっくり開いた美夜のドレスの背中から強引にお尻に差し込む。

「そ…そうだけど…。はぁっ…ん♡ちょ…っと大胆すぎなぁ…い?んふぅっ…♡」

「孝宏ぉ…恥ずかしいわ…。んひぃ…ん♡」

狩野に触られて、一気に情欲に火が点く2人。しかし、狩野は大胆な手の動きを止めず、平然と身体を弄りながら、話を続ける。

「まあ、今日中には仲良くなれるだろうさ…。もう少ししたら…全員が全てをさらけ出すことになるんだから…。」

そう言って狩野はひとしきり2人の身体を堪能してから離れる。最後に皆の周りを忙しなく動き回る礼奈を捕まえる。
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