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タワマン〜墜ちた女達〜
第30章 最上階での宴

こうして、マンションの高層階で行われる宴は朝まで続いた。途中で場所を美夜の部屋に移して、そこからはさらに激しく全員で交わり続けた。
朝日が差し込むころには美夜の広いベッドの上や周りで、ぐったりと意識を失った6人がいた。ベッドの中心にいる狩野を囲むようにして、全員が全裸のまま眠る。
狩野は1人起きていて、立ち上がり、窓に向かう。朝日に照らされた高層階からの景色。かすかに見える狩野の新しいマンションの建設予定地。
『ここまで来るのはあっという間だったな…。』
狩野は感慨深い気持ちで外を眺める。
引っ越してすぐに挨拶した真千子。あの時、ここに至るまでの運命が決まったようなものだった。真千子に会った際にいい女だとか、抱きたいとか欲情しなければ、もしかすると今はなかったかもしれない。
マンションの住民会議。あれで美夜や萌衣、風花達の美しい女性達と出会わなければ…。
晴香が壺を割らなければ…。
いくつものifを重ねながら狩野はここまで来た。そして、これからは新しい場所で、さらに多くの女性を墜とすつもりだ。まだ6人には、紗綾にも伝えていないが、狩野は欲望の続く限り、新しいマンションに住まう美しき女性がいれば抱くつもりだった。
新しいマンション全部を狩野の欲望で満たすくらいの気持ちでいる。
「何をお考えですか…?」
背後からかけられた声に狩野は振り向く。いつの間にか全員が目覚めており、礼奈が全裸のまま、水を差し出してくれる。
「ふっ…。これからどうやって皆と楽しみながら…どこまで墜ちていけるかなと…。」
意味ありげに呟く狩野に全員が微笑む。
「狩野様となら…どこまでも…。」
「孝宏さんとなら…いつまでも。」
「ご主人様となら…いかなる時も。」
「孝宏となら…どんなことでも…。」
「孝宏様となら…どこででも…。」
「孝宏となら…そして…皆と一緒なら…。墜ちていきます。」
〜fin〜
朝日が差し込むころには美夜の広いベッドの上や周りで、ぐったりと意識を失った6人がいた。ベッドの中心にいる狩野を囲むようにして、全員が全裸のまま眠る。
狩野は1人起きていて、立ち上がり、窓に向かう。朝日に照らされた高層階からの景色。かすかに見える狩野の新しいマンションの建設予定地。
『ここまで来るのはあっという間だったな…。』
狩野は感慨深い気持ちで外を眺める。
引っ越してすぐに挨拶した真千子。あの時、ここに至るまでの運命が決まったようなものだった。真千子に会った際にいい女だとか、抱きたいとか欲情しなければ、もしかすると今はなかったかもしれない。
マンションの住民会議。あれで美夜や萌衣、風花達の美しい女性達と出会わなければ…。
晴香が壺を割らなければ…。
いくつものifを重ねながら狩野はここまで来た。そして、これからは新しい場所で、さらに多くの女性を墜とすつもりだ。まだ6人には、紗綾にも伝えていないが、狩野は欲望の続く限り、新しいマンションに住まう美しき女性がいれば抱くつもりだった。
新しいマンション全部を狩野の欲望で満たすくらいの気持ちでいる。
「何をお考えですか…?」
背後からかけられた声に狩野は振り向く。いつの間にか全員が目覚めており、礼奈が全裸のまま、水を差し出してくれる。
「ふっ…。これからどうやって皆と楽しみながら…どこまで墜ちていけるかなと…。」
意味ありげに呟く狩野に全員が微笑む。
「狩野様となら…どこまでも…。」
「孝宏さんとなら…いつまでも。」
「ご主人様となら…いかなる時も。」
「孝宏となら…どんなことでも…。」
「孝宏様となら…どこででも…。」
「孝宏となら…そして…皆と一緒なら…。墜ちていきます。」
〜fin〜

