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タワマン〜墜ちた女達〜
第7章 盗撮と再会
自分の下半身のモノの大きさ、硬さ、持久力。それに加えてテクニックも、普通の男に負ける気はしない。真千子も若い男性と不倫するくらい欲求不満であれば簡単に落とせる。そんな風に考えていた。

1時間を過ぎ、狩野が3杯目のコーヒーを口にした時に真千子達は外に出てきた。素早くアップにする。あろうことか真千子はマスクを付けていない。それに気づいて真千子がラブホの入口でマスクを付ける様子まで完璧に撮れた。

狩野は喜びに震える指でカメラを止め、深く息を吐き出す。そんな狩野に気づくことなく、真千子達は歩き去る。
もう二人を追う必要のない狩野は、そのまま店に留まり、これからの計画を立て始める。

『今の動画から良いとこだけ、写真にしてプリントアウトして…。どうやって真千子を呼び出す?どこに呼び出す?相手が誰かも調べるべきか…?しかし、どうやって…。』

30分ほど考え込んでから、店を出る。狩野は再度タクシーを拾い、街中へ向かう。今はとりあえず同僚との食事、そして風花だ。興奮しきった自分の感情をタクシーの中で切り替えていく。

お土産にするお菓子の有名店に着いたころには、狩野も落ち着きを取り戻していた。風花に強請られたのはこの店のチョコレートであった。店の娘が皆好きだと言う話だ。かなり高級なものになるのでなかなか買えないものでもある。

商品を受け取って、店を出た狩野はのんびりと街中を歩く。まだ待ち合わせまで少しだけ時間があるので、久しぶりに来た街中を散策する。

『あんまり変わってないな…。おっ、新しい店ができてるな…。』

会社員時代から新しい店や商品のチェックをしていた狩野は、その習慣で、新しい店などを見つけて頭の中の地図を更新していく。一通り歩くと待ち合わせ場所に向かう。待ち合わせ場所に着く直前で、同僚だった奴から【着いた】とメッセージが来る。

狩野は少しだけ足を早め向かう。待ち合わせ場所に着いた狩野が呆れた声を出す。

「なんでお前達までいるんだ…?」

「ひでぇ!狩野さんに会いたくて来たのに開口1番それですか!?」

「すみません…。お邪魔します…。」

元気良く文句を言うのは童顔イケメンの坂梨智也。会社でのお調子者の後輩であった。そして、もう1人の後輩、おとなしいが仕事はバリバリこなす二宮紗綾。
二人を誘った覚えがない狩野は、困惑した顔をもう1人の人物に向ける。
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